岡田茉莉子 佐藤監督訃報に「いい仕事させていただきました」

[ 2019年2月18日 05:30 ]

映画監督の佐藤純彌さん死去

佐藤純彌監督(2008年撮影)
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 「人間の証明」に主演した女優の岡田茉莉子(86)は「私にとっても代表作のひとつ。ロケは大変で、お互い苦労しながらも楽しく、いい仕事をさせていただきました」と佐藤監督との撮影を振り返った。

 岡田が麦わら帽子を谷に投げ捨てるクライマックスシーンでは、早朝の光の中で撮影するため、深夜に起床して日の出を待った。佐藤監督は完璧な天候にこだわり、結局、1週間ほどかけてあの名シーンを撮ったという。来月1日に開催される「第42回日本アカデミー賞」では一緒に会長功労賞を受賞する。「お会いできるのを楽しみにしていたのに…。本当に残念です」と悼んだ。

 ▼西田 敏行(俳優)佐藤純彌監督が逝去されたと聞き、1985年に撮影した「植村直己物語」のことが思い出されました。ことに、北極での撮影ではスタッフ・キャストの命を守り、作品の成功に導かねばというpressure(プレッシャー)と戦いながら、皆の前では穏やかな表情で監督指揮をしていた姿です。人望があり、学者肌の映画監督でした。

 ▼三田 佳子(女優)「廓(くるわ)育ち」「王将」「愛欲」「未完の対局」「敦煌」など、多くの作品でご一緒してきました。監督の旭日小綬章の受章を、東映の仲間たちとともに時間が尽きるまで喜び、祝った日が昨日のことのようです。最近は折に触れての手紙の添え書きが心に残っていました。一つの時代が終わったような、何とも言えない寂しさを感じます。

 ▼佐藤 浩市(「敦煌」に出演)およそ30年前、当時の中国での半年間に及ぶ苦しい撮影の中、いろいろ教えていただきました。親子でお世話になりました。

 ▼中野 良子(「野性の証明」などに出演)映画3作品でご一緒でき、私どもに温かいまなざしのもと伸び伸びと演技のできる場を与えてくださいました。

 ▼大沢 たかお(「桜田門外ノ変」に出演)仕事への姿勢、情熱そして優しさ、俳優として一生の指針となるようなたくさんの経験をさせていただきました。その時の教えが、今でも自分の作品への姿勢となっています。これからもその教えに恥じないよう精いっぱい頑張りますと、天国の佐藤監督に報告したいと思います。

 ▼南野 陽子(「私を抱いてそしてキスして」主演)若い者の言葉にも耳を傾けてくださり、大きく受けとめていただきました。撮影の合間に教えていただいたことは宝物です。

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