「純烈」元メンバー友井雄亮氏、ファンへ謝罪の手紙「いつも自分勝手でした…最低ですね」

[ 2019年2月9日 18:55 ]

ファンの前で脱退した友井雄亮氏の手紙を読み上げる「純烈」リーダーの酒井一圭(右から2人目)と純烈メンバー(左から)小田井涼平、白川裕二郎(右)後上翔太(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 ムード歌謡グループ「純烈」が9日、大阪・箕面温泉スパーガーデンでライブを開いた。メンバーの友井雄亮氏(38)が交際女性への暴力や金銭トラブルの責任を取って芸能界を引退し、4人体制となって初めて主戦場・スーパー銭湯に登場。リーダーの酒井一圭(43)は、友井氏がファンに向けて書いた謝罪の手紙を読み上げた。

 昼公演最後の楽曲「プロポーズ」を歌う前、スーツの左内ポケットから紙を取り出した酒井が「友井に手紙を書いてもらいましたので、今から読みたいと思います」と告げると、場内からは驚きの声が上がった。

 手紙では「裏切った行動を取ってしまい何も言わず、皆様の前から居なくなってしまって何度、謝っても許される事ではありません」「今、思えば、いつも自分勝手でした。ファンの皆様の気持ちを何も考えてなかった…。勝手して来て、勝手に居なくなる。最低ですね…」などと、友井氏の猛省の言葉がつづられていた。「これから僕は、そんなダメな自分と向きあい、一から人生をやり直します」と誓い、「皆様と出会えたことを一生忘れません。これからも純烈を宜しくお願いします」という締め。酒井が読み終えると、客席からはすすり泣く声が聞こえた。

 酒井は「友井はやっちまった、ということ。アホやなアイツ」とバッサリ斬ったが、「引退は(本名)牧山雄亮としてはいいターニングポイントになると思う。1人の人間、男、親としてちゃんと生き直さないとダメ」と語った。「純烈も事務所もそのまま見放すわけではなく、カウンセリングを含め彼が自分と向き合い再生、独り立ちできるようサポートする覚悟」と見守る姿勢を示し、「純烈に復帰することはない。芸能界じゃなくても生きていけるよ」と激励の言葉を送った。

 関係者によると、この日はホームグラウンドのスーパー銭湯、しかも友井氏の地元・大阪での公演ということで、手紙が読まれた。会場の空気をかんがみながらメンバーが判断し、公開に至ったという。

続きを表示

この記事のフォト

2019年2月9日のニュース