即決価格8億8000万円 ヤフオクにストラディバリウスのバイオリン出品

[ 2019年2月6日 08:44 ]

ヤフオクに8億8000万円で出品されたバイオリン
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 最高峰の弦楽器、ストラディバリウスとされるバイオリンがインターネットオークションに即決価格8億8000万円で出品され、話題になっている。

 「希少Antonio Stradivari 1692年」のタイトルで、バイオリンの写真3枚を添えてヤフーオークションに出品され、2月5日に入札がスタート。発送元は愛知県内からとなっており、商品説明では「かなり希少です。来年には値段も1・5倍以上になると思われます。これで3件入札取り消しがございました。 申し訳ございませんが、こちらも本気で出品しております。 入札を考えている方もおります。 ご理解ください。」と紹介。2月1日に追記され、「世界に一つだけの本物になります。世界中から引き合いがありますが、日本人の方でコレクト、演奏、投資目的様々お見えになると思います。今回のチャンスを逃すと日本ではお目にかかれなくなると思いますので、冷やかしではなく、本気で、ご購入意思のある方にご入札いただきたいと考えております。」としている。

 入札は12日までになっているが、6日朝の段階で、入札参加者は出ていない。

 ストラディバリウスは、イタリアの弦楽器製作者アントニオ・ストラディバリ(1644〜1737年)が生涯で約1000本作ったとされ、約600本は現存が確認されている。2011年には、日本音楽財団が通常のオークションに出品したものが、約12億7000万円で落札された。また、昨年10月には、インターネット衣料品通販ZOZOの前澤友作社長(43)が、購入額は明らかにしていないが、ストラディバリウスの最高傑作とされる1717年製「ハンマ」を購入したことが明らかになり話題になっている。

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