野村萬斎 初のサラリーマン役も…「次はグータラでない役を」

[ 2019年2月1日 19:48 ]

映画「七つの会議」公開初日舞台あいさつに出席した野村萬斎
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 野村萬斎(52)が1日、都内の映画館で行われた「七つの会議」(監督福澤克雄)公開初日舞台あいさつに出席した。

 野村は今作で、初めてのサラリーマン役に挑戦。しかし演じたのは白熱する冒頭の会議シーンから居眠りをするなんともグータラな男だった。福澤監督は「原作では誰が主役かわからないところがあり、寝ているだけなのに圧倒的な主役臭が漂う役者が必要だった」ということで野村を主役にオファーしたという。

 イメージとかけ離れた役を見事演じきった野村が今後挑戦してみたい役は、「次はグータラではない役がいいですね。スナイパーをよくやってほしいと、リクエストを頂きます。現代の忍びの役でしょうか」と意気揚々と語った。

 すると、及川光博(49)が「ちょっとカッコよすぎて意外性がない」と意見し、代わりに「ポンポン玉がついたような触覚をもった宇宙人」がいいのではと提案。「まとっているオーラが一般的ではない」と及川が言うと、朝倉あき(27)も賛同。撮影中も「どこまで近づいていいのか」「野村さんと呼ぶのか、萬斎さんでもいいのだろうか」と孤高のオーラを感じたと二人は顔を見合わせた。

 一方、香川照之(53)は「弱いフェンシング部を立て直すフェンシング選手役」はどうかと提案。香川の野村に対するイメージは共演する前も、共演してからも「姿勢がいい」と一貫して変わらないという。「もちろんドタバタコメディですよ」と香川が言うと「女子が多いほうがいいですね」と野村がポツリとつぶやいた。

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