日本人初!米倉涼子、ブロードウェーで3度目主演「感動的」

[ 2019年1月25日 04:00 ]

ミュージカル「シカゴ」に主演する米倉涼子。日本人が主演でブロードウェーの舞台に3回立つのは史上初
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 女優の米倉涼子(43)が日本人として初めて3度目のブロードウェー主演を果たす。全編英語版のミュージカル「シカゴ」に12年、17年に続いて主演することが決定。今年7月1〜14日に過去2回と同じアンバサダー劇場で上演される。「もうゲストじゃなくて“経験者だからできるよね?”という感じになる。それが恐ろしくもあり、今までよりも余裕を持ってロキシーを演じられるかも、と楽しみでもあります」と張り切っている。

 「ドクターX」や「リーガルV」(いずれもテレビ朝日)など、人気ドラマの主人公を演じている米倉だが、「シカゴ」への思い入れは特別。プライベートで何度も米国に見に行くほどで「単純に作品のファン。客席で見て“これをやりたい”と思って、実際につかめた仕事はシカゴが唯一。終わってから“次もまたやりたい”という気持ちになる作品ってなかなかない」と思いを口にした。

 今年6月30日で女優生活20周年。メモリアルを迎えて最初の仕事が思い出深いシカゴに決まった。最近では渡辺謙(59)がミュージカル「王様と私」でブロードウェーの舞台に立ったが、3度の主演は日本人で初めて。米倉は「何が起こるか分からない緊張感も、外国の方と英語だけでふれあうことも、凄く好き。それがこのタイミングでできるのは感動的ですね」と笑顔を見せた。

 ブロードウェー上演後は、8月1〜4日に大阪・オリックス劇場、7〜18日に東京・東急シアターオーブで凱旋公演を行う。「2年前の日本公演が終わった後、他のみんなはそのまま台湾にツアーに行った。アジアだったら私も行ってみたいな」とツアーへの参加にも意欲を見せた。

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2019年1月25日のニュース