たけし語る「漫才ブーム来ない」ワケ 賞レース審査員やらない理由は…

[ 2018年12月27日 08:59 ]

ビートたけし
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 お笑いタレントのビートたけし(71)が26日放送のテレビ東京「チマタの噺SP」に出演。漫才におけるツービート時代と現在との差や、賞レースの審査員をしない理由を明かした。

 2日に行われた「M−1グランプリ」を振り返り、優勝した「霜降り明星」や準優勝の「和牛」について「うまいなあって思って」と質の高さを評価。ただ、年々面白さのレベルが上がっていることはよいことだとしながらも「いいのが全部そろっちゃたから、飽きちゃうよね。飛び抜けない。うまいもん、みんな。だからブームが来ないんだと思う」と指摘。

 さらに「オイラはうまくなかったけど、ネタが新鮮だった」としつつ、最近の漫才は完成品で、冒頭からネタに入ってしまうとし「味がないんだよね」とも話した。

 中川家、サンドウィッチマン、博多華丸・大吉やナイツの名前を挙げて「老舗のどら焼き、餅屋という感じ」とし、現在の若手が「新しい、当たってるケーキ屋」と例えた、たけし。MCの笑福亭鶴瓶(67)から賞レースの審査員はやってないのかと尋ねられると「やってない。だって、オイラよりうまいんだもん。俺よりうまいやつの審査はできないから」と説明していた。

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