武田鉄矢 赤木春恵さん訃報に「悲鳴を上げた」 涙をぬぐいながら追悼

[ 2018年11月29日 14:50 ]

赤木春恵さんとの思い出を振り返り、涙を流す武田鉄矢
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 俳優の武田鉄矢(69)が29日、都内で会見を行い、この日午前に心不全のため死去した女優の赤木春恵さん(享年94)との思い出を語った。

 赤木さんは武田主演のTBSドラマ「3年B組金八先生」シリーズに校長先生役で出演。互いに「赤木校長」「金八先生」と呼び合う仲だった。武田は突然の訃報をラジオで知り「悲鳴を上げました。良い先輩でかわいがってもらっていて、いくつものことが頭に浮かびました」と明かした。

 若い頃は、撮影リハーサルの際に気持ちが高ぶって涙を流すことがたびたびあったといい、その様子を見ていた赤木さんも涙。「リハで泣いて下さる姿を見ていて、それがありがたいんですよ。私の芝居をほめて下さって、それがうれしかった…」と、涙をぬぐいながら撮影当時を振り返った。

 最後に直接会ったのは7、8年前で「私の印象は元気な姿のままです。赤木さんの笑顔を生涯の宝物にしたい」と吐露。赤木さんへの「贈る言葉」を求められると「赤木先生の後ろ姿に負けないよう、しっかり芸を背負って、赤木先生の年齢(とし)まで頑張ろうと思います」と締めくくった。

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2018年11月29日のニュース