ディーン&井浦で「レ・ミゼラブル」、フジ60周年正月ドラマW主演 名作リメークで平成描く

[ 2018年11月20日 05:00 ]

フジテレビ開局60周年特別企画ドラマ「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」でダブル主演を務めるジャベール役の井浦新(左)とジャン・バルジャン役のディーン・フジオカ
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 世界的名作「レ・ミゼラブル」が、フジテレビ開局60周年特別ドラマ「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」(来年1月6日、午後9時放送)としてリメークされることが決まった。俳優のディーン・フジオカ(38)、井浦新(44)がダブル主演を務めるほか、山本美月(27)、長谷川京子(40)、奥田瑛二(68)など豪華17人のメインキャストたちが平成最後の年明けを彩る。

 フランスの文豪ビクトル・ユゴーの同名小説が原作。フランス革命の時代を舞台に一斤のパンを盗み19年投獄された男の人生を描く物語。今作は設定を平成の30年間に置き換え、宿命に対峙(たいじ)する2人の男を軸に激動の時代を描ききる。3幕構成で、それぞれ神戸、東京、福島が舞台。バブル崩壊、阪神大震災、東日本大震災など、実際に起きた平成のトピックを交えながら物語が進んでいく。

 ディーンは今年4月、同じく仏文学の名作「モンテ・クリスト伯」を原作とした同局連続ドラマ「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐(ふくしゅう)―」で主演を務めたばかり。「華麗なる復讐が終わった後、私は再び世界的名作のリバイバル作品に携わらせていただくこととなりました」と出演に感謝。「次の時代へ歩み出す勇気を感じ取ってもらえれば」と呼びかけている。

 ディーンを追い詰める役どころの井浦は「物語のスケール感、しっかりしたテーマ、身震いするぐらいの共演者の方々…。その中で自分がどんな芝居ができるのか、背筋が伸びる思いとともに、楽しみにしています」と意気込んでいる。

 番組は3時間の特別ドラマとして放送。時代を超えた名作が、平成ラストイヤーに復活する。

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2018年11月20日のニュース