障がい者の音楽コンテスト「15周年ゴールドコンサート」開催、グランプリに口石さん

[ 2018年10月13日 05:30 ]

グランプリ受賞の口石さんは「Blues of Hope」を演奏(撮影・川津貴信)
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 障がい者の音楽コンテスト「15周年ゴールドコンサート」(主催NPO法人日本バリアフリー協会)本戦が東京国際フォーラムで行われ、関西予選会を勝ち抜き出場した口石和人さん(50=肢体障がい)が、楽曲「Blues of Hope」でグランプリを獲得した。

 今回の本戦は6日に行われ、沖縄、関西での地方大会(予選)優勝者と、音源審査で選ばれた国内組のほか、15周年を記念してベトナム、シンガポール、韓国の海外3カ国からの出場者を含む計10組が出場した。

 関西予選会で「まさか自分が優勝するとは思わず、懐かしい友達や嫁さんとホルモンを食べに行き、表彰式に遅刻しました」という前代未聞の失態を犯した口石さん。グランプリ発表の際に場内から「ホルモン」と掛け声がかかり「なんぼでもおごってやるで」と笑顔で答えた。さらに、口石さんは「約4年半前に大阪・十三の商店街で火事があり、復興支援の思いもあって歌い続けてきました。審査委員長の湯川れい子さんにも言われましたが、おじいちゃんになるまで車いすでプロとして有名なミュージシャンになってください!と言われましたが、これからも一言一言、一音一音、丁寧にちゃんと言葉を伝えながら歌いたい。ブルースは哀(かな)しいだけじゃなく、その向こう側にある希望を歌っていることがポリシーとしてあるので、歌い続けたいですね」と、今後さらなる活躍を約束した。

 日本バリアフリー協会の貝谷嘉洋代表は「15周年を記念して国内・海外からの出場者に加え、特別ゲストとして平昌パラリンピック閉会式で演奏を行ったベ・ヒガンバンドにも来場いただき、国際的なイベントになりました。来月10日には障がい者が表舞台でなく、受け付けやカメラマンなど、裏方に回って主催するGCグランドフェスティバルも開催します。健常者、障がい者と分け隔てなく、共に働き、共に学び、共に遊ぶノーマライゼーション社会を提示していきたい」とあいさつした。

 今大会のその他の結果。▽楽曲賞=YOUTA、▽歌唱・楽曲賞&観客賞=山本まりん、▽15周年特別賞=ハー・チューン、イ・ジワン

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