吉澤ひとみ被告は当然の引退 精神状態も不安定…取り調べで意思疎通できない場面も

[ 2018年10月8日 10:00 ]

芸能界を引退することが明らかとなった吉澤ひとみ被告
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 【覆面座談会】作曲家・平尾昌晃さんの莫大(ばくだい)な遺産を巡る親族間の相続争いから、ジャニー喜多川氏(86)の後継者としてプロデュース業に専念するため電撃引退を発表した滝沢秀明(36)まで、芸能界はさまざまな話題が飛び交いました。その裏側には何があるのか。いつもの覆面メンバーが迫ります。

 週刊誌記者 酒気帯び運転、ひき逃げで世間を騒がせた吉澤ひとみ被告が保釈された。

 リポーター 身ぎれいにしていたけど、目はうつろだったね。

 本紙デスク 先月6日の逮捕から27日の保釈、翌日の引退発表まで長期、取材を重ねたが、ドライブレコーダーに「やばい」という音声が残っていたり酌量の余地なしと言わざるを得ない。

 ワイドデスク 供述も二転三転していた。

 週刊誌記者 保身のためとも言われていたけど?

 本紙デスク 取り調べでは精神状態が不安定で、うまく意思疎通がとれない場面もあったようだ。酒の影響か記憶があいまいな部分も大きかったと聞く。

 リポーター 保釈後の様子はどうなの?

 週刊誌記者 入院先とされる埼玉県の病院に行ったが、ガードが堅くて、様子はうかがい知れなかった。

 ワイドデスク スポニチは、保釈後に吉澤被告本人と当時の所属事務所関係者が、吉澤被告の夫と両親を交えて話し合いの場を持ったと書いていたね。

 本紙デスク 事務所サイドは、まず吉澤被告本人の意向を確認することを最優先と考えていた。社会に及ぼした衝撃と影響は計り知れず、結論はできるだけ早く出す必要があることも分かっていた。それで保釈翌日の引退発表となった。

 リポーター もし仮に、本人が「やめたくない」と言えば、応じていたのかな?

 本紙デスク 事務所としては、吉澤被告がそんなことを言い出さないと確信していたのでは。「やめたくない」と言っても今後の仕事復帰は難しい。事実上「やめない」という選択肢は存在しなかったと思う。

 週刊誌記者 「モーニング娘。」20年の歴史で、刑事事件を起こしたメンバーは初。改めて、事件の重大性が再認識されるね。

 ワイドデスク 今後は公判の行方が焦点。傍聴券の争奪戦が起きそうだね。

 本紙デスク 初公判は年内にも開かれる見通し。量刑は1年6月から2年の懲役、執行猶予4年程度になると推測されるが、検察の冒頭陳述などを通じて、吉澤被告の事件当時の心境なども明らかにされそうだ。

 リポーター 「早く家に帰りたい」って、2歳の息子さんを気にかけている。母親としての日々を取り戻すためにも、しっかり罪に向き合い、償いを果たさないといけない。

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2018年10月8日のニュース