西郷どん「江戸無血開城」慶喜、勝海舟、天璋院それぞれの覚悟に視聴者「泣ける」

[ 2018年10月8日 08:00 ]

天璋院を演じる北川景子(C)NHK
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 俳優の鈴木亮平(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(日曜後8・00)の第37話が7日に放送された。

 第37回の副題は「江戸無血開城」。江戸城総攻撃を前に、西郷吉之助(鈴木亮平)は幾島(南野陽子)の手引きで秘密裏に天璋院(北川景子)との対面を果たす。吉之助は江戸城から逃げるように伝えるが、天璋院は徳川の名にかけて戦うと答え、自ら自決する覚悟だと迫る。そして、江戸城総攻撃の前日、吉之助は勝海舟(遠藤憲一)と薩摩藩邸で対面する。江戸の民を救うために総攻撃を中止することを求める勝に対して吉之助は大きな決断を迫られる…という展開だった。

 史実に残る歴史的エピソード「江戸無血開城」が描かれ、放送後にネットでは視聴者が物語内容に反応。徳川慶喜(松田翔太)の真意が明かされると「うわ…慶喜公も日本のためにと動いていたんだな」「最近は頼りないキャラで描かれてたけど、この場面を際立たせるためだったのか」などの声が集まった。

 北川演じる天璋院の凛とした姿には「篤姫の気持ちが泣けた」「見た目も中身も美しい人だなあ」「幾島とのコンビはやっぱり最高」といった反応が。勝海舟が吉之助に思いを伝えた場面には「エンケンさんの演技最高」「無血開城への勝海舟の貢献度、半端ない」などのコメントが寄せられた。

 吉之助役の鈴木は公式サイトで「無血開城に至るまでに吉之助は3人と対談します。天璋院さま、勝先生、そして徳川慶喜公。三者三様の言葉を受けて、受けて、受けて、いかに相手の言葉を自分の胸に響かせることができるのか?をテーマに演じました。吉之助のいいところであり、悪いところでもありますが、“目の前の人に共感する人間性”が大きく影響します。かつて龍馬さんが「大きく打てば大きく響く」と言っていたように、釣り鐘のごとく揺れ動く吉之助がいます」とコメントしている。

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