石橋静河がシーナさん役「You May Dream」地上波全国放送 スタッフも福岡出身者で固めたワケ

[ 2018年9月24日 08:00 ]

地上波全国放送される「You May Dream〜福岡発地域ドラマ〜」に出演、テレビドラマに初挑戦した石橋静河(右は福山翔大)(C)NHK
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 NHK連続テレビ小説「半分、青い。」(月〜土曜前8・00)のより子役も反響を呼んだ女優の石橋静河(24)がテレビドラマに初挑戦したNHK「You May Dream〜福岡発地域ドラマ〜」が24日午後3時45分から総合テレビで地上波全国放送される。

 福岡放送局制作の地域ドラマ15作目。福岡が生んだ伝説のロックバンド「シーナ&ロケッツ」のボーカル・シーナさん(鮎川悦子さん、2015年2月逝去)とギターでシーナさんの夫・鮎川誠(70)の青春時代を1970年代の北九州を主舞台に描く。バンドは17年11月に結成40周年を迎えた。ドラマのタイトルは代表曲「ユー・メイ・ドリーム」から採った。

 脚本は北九州市出身の葉月けめこ氏。シーナさん役を石橋、鮎川役を福山翔大(23)が演じた。共演はシーナさんの母親役に徳永玲子(53)、シーナさんを妹のようにかわいがっている魚屋店主にテレビドラマ初出演となったバッドボーイズの佐田正樹(40)、シーナさんの父親に松重豊(55)。 今年3月に総合テレビ(九州・沖縄地方)で、5月にBSプレミアムで放送されたが、再放送を望む声が多く届き、今回、地上波全国放送が実現した。

 制作統括の福岡放送局・一坊寺剛チーフプロデューサーがコメントを寄せた。

 シーナさんが亡くなって間もないころ、夫の鮎川さんへ行ったインタビューをまとめた「シーナの夢」という本があります。それにインスパイアされ、私たちも取材を進め、鮎川さんをはじめ、そのインタビューをなさった方を皮切りに、シーナ&ロケッツにゆかりのある方々にいろいろお話しをうかがい、取材を積み重ね、ドラマ化に至りました。

 ドラマでは、お二人の青春時代に訪れた偶然ともいえる福岡での出会い。そして、いかにしてシーナ&ロケッツが生まれていったのか。事実に即しつつ、多少の脚色を加えて、お二人の出会いからデビュー直前ごろを軸に描いております。

 撮影は去年の12月に行われました。夏っぽいシーンが多々出て参りますが、いずれも福岡の寒空の下で行われたものです。今さらながら、キャストの皆さま、スタッフの皆さまにおわびしたい思いでいっぱいです。

 NHK福岡放送局は毎年ドラマを制作しておりますが、今回のドラマはこれまでにないほど“福岡”にこだわりました。キャストはもちろん、スタッフに至るまで福岡出身、福岡にゆかりのある面々で固めました。あまり本質的なことではないかもしれませんが、画面からにじみ出る福岡感、福岡の人間のパワー、情熱、心意気、良い面も悪い面も、より深く、しっかり描きたかったからです。そして、私たち福岡県人の誇りでもあるシーナ&ロケッツを、しかも40周年という記念すべきタイミングで取り上げさせていただくにあたり、必要なことだと感じたからです。

 ただ、作品は福岡のみならず、すべてのご覧の皆さまが「夢を叶える」とは何か、「地元」とは何か、そんな普遍的なことを感じていただけるドラマに仕上がったと思います。さらに、特に当時、青春時代を過ごされた皆さまには、ご自身の記憶や思い出と重ね合わせて、懐かしさとともにご覧いただけるのではないかと感じております。

 地元を離れ頑張る、地元にとどまり頑張る、いずれにしても自分が生きてきた場所から次のステップに踏み出すことは大変勇気がいることですが、きっと誰かが支えてくれるんだということ。古くさいと一蹴されるかもしれませんが、登場人物それぞれの「ほとばしる情熱」が満ち満ちていた時代を、ビジュアルの細部にいたるまで感じていただけるよう、丁寧にパッケージしたつもりです。

 そんな私たちの思いもさることながら、まずはシーナ&ロケッツという情熱と愛に満ちあふれたロックアーティスト、そのパワーを、このドラマを入口に改めて感じていただければ幸いです。

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