滝沢秀明が芸能界引退発表、今後は裏方専念 「タッキー&翼」解散、今井翼は退所

[ 2018年9月13日 02:00 ]

滝沢秀明引退
Photo By スポニチ

 アイドルユニット「タッキー&翼」の滝沢秀明(36)が今年いっぱいで芸能活動から引退すると13日、ジャニーズ事務所を通じて発表した。今後はジャニーズJr.の育成や舞台、コンサートのプロデュース業に専念する。同ユニットは今月10日をもって解散。メニエール病の治療のため活動を休止している今井翼(36)は事務所を退所し、治療に集中する。

 2人は連名の文書で報告。活動休止から約1年が経過し「これからの2人、そして滝沢秀明、今井翼各々の人生について、深く考える時間を持つことができました。これまでタッキー&翼、そして滝沢秀明、今井翼を支えてくださった皆様のご期待に応える活動を今後も継続していくことが出来るのか、自分達はこれからの人生をどう歩んでいくべきなのか自問自答し、事務所とも話し合いを重ね、最終的には2人で話し合い、この度、CDデビューから16年を迎えた9月10日をもってタッキー&翼は解散という道を選ぶことに致しました」と説明した。

 滝沢は「タッキー&翼の解散をもって年内一杯で芸能活動から引退し、ずっと自分を育ててくれたジャニー社長のタレントを育成、プロデュースしていくという意思を継ぎ、ジャニーズJr.の育成や舞台、コンサート等のエンターテイメントをプロデュースする仕事に専念することを決意致しました」と芸能界を引退して、裏方に専念する意思を明かした。

 今井は現在も病気療養中の身であるとし「先ずは自分の身体としっかり向き合う為、ジャニーズ事務所を退所し、仕事という背負いも無くした状態で病気を克服し、心身共に健康な状態になることに専念したいと思います」とつづった。

 デビューから支え続けるファンに対して「私達を支えてくださった全ての関係者の皆様、お世話になった方々のお一人お一人に今までの感謝を申し上げたい気持ちではございますが、このような形でご報告になりました事をお許しください」とわびてから「これからはそれぞれの道を歩むことになりますが、今までお世話になった皆様へ恩返しができますよう、それぞれ精進して参ります」と誓った。

 2人は95年の同じ日にジャニーズ事務所に入った同期で、ジャニーズJr.時代はともにリーダー格として活躍。ジャニー喜多川社長が滝沢のソロデビューを検討した際に、滝沢が「2人でやりたい」と今井を指名し「タッキー&翼」が結成された。デビュー15周年となる17年にユニット活動を休止した。

続きを表示

この記事のフォト

2018年9月12日のニュース