「派閥争い」は論点のすり替え…塚原光男副会長の主張に宮川の代理人が反論

[ 2018年9月12日 10:02 ]

日本体操協会の塚原光男副会長
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「極楽とんぼ」加藤浩次(49)が12日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月〜金曜前8・00) の生放送に出演。前日11日に同番組生出演した日本体操協会の塚原光男副会長(70)について「釈然としない」という思いを明かした。

 番組では、前日の放送で光男氏が主張した見解に対し、光男氏と、妻で女子強化本部長の千恵子氏(71)からのパワハラを訴えている体操女子の宮川紗江(19)サイドがどう見たかを検証した。

 宮川が日本代表合宿中の7月15日に、千恵子氏から「五輪に出られなくなるわよ」という発言があったと主張していることについて、光男氏は、千恵子氏が成績が落ちてきている宮川を鼓舞するために言ったと主張。これに対し、VTR出演した宮川の代理人を務める山口政貴弁護士は「受け取る側の立ちの違いによって、脅威、不安を感じることはある。そういう意図はなくても、発言としては不適切。ましてや、激しい口調で叱責するように言われれば、間違いなく、パワハラ」と指摘した。

 さらに、この宮川との面談について、光男氏は「それぞれ一人ひとりミーティングをする。通常のミーティングです、その1つです」と宮川だけでなく、合宿に参加した選手一人ひとりと行ったと説明。これについて、体操のソウル、バルセロナ五輪メダリストでタレントの池谷幸雄(47)がVTR出演して真っ向から否定。「選手たちからいろいろ聞くと、誰も個別(ミーティング)はない。その時は紗江が1人で呼ばれたと言っている。おかしいというか、事実ではない」と話した。

 塚原夫妻の影響力についても、光男氏は「けんけんごうごうとやって、これはどうなんだと、そういう審議を経てやっている」とし、コーチらとの話し合いで選手派遣などを決めているとした。これに対し、池谷は「意見を取り入れるのは全くなく。もしかしたら、一部の内部の朝日生命関係だけで決めているのかもしれないが、それ以外のコーチには決まった事項のみ報告している。それは昔から」とこちらも否定した。

 今回の騒動について、光男氏は朝日生命体操クラブと日体大との権力闘争が裏にあるとし、宮川もその影響を受けていると主張。山口弁護士は「完全な論点のすり替え。権力争いはない。宮川選手、速見コーチには何も関係ない。事実無根ですし、権力闘争、派閥争いという言葉を出して、自己の責任を軽減させるというか、矛先を向ける、これもパフォーマンスではないか」とした。池谷も「昔あったのは聞きますが、今はない。昔の話を持ち出してきて、僕らとしてはびっくり」と苦笑した。

 11日の放送を振り返り、加藤は「話を聞いていて、釈然としていない。僕が聞いた質問に対して、しっかり答えが返ってきたという印象は正直なかったです」とインタビュアーとしての率直な感想を吐露。「納得できないなという部分があるんですが、そこは第三者委員会がしっかり調べるということなんでしょうね」と締めくくった。

 番組では、宮川の現状についても報告。山口弁護士からの情報として「埼玉県内のスポーツクラブで週6で練習できている。速見元コーチとは違うコーチのもと、練習を再開している」と伝えた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「嵐」特集記事

2018年9月12日のニュース