10・6都内で「15周年ゴールドコンサート」本戦、9組出場

[ 2018年9月12日 05:30 ]

ベ・ヒガンバンド
Photo By 提供写真

 障がいを持つミュージシャンの音楽コンテスト「15周年ゴールドコンサート」本戦が、10月6日に東京国際フォーラム・ホールCで行われる。16時半開演。昨年に引き続き、沖縄、関西で地方大会(予選)を行い、各大会優勝者と、音源審査で選ばれた国内6組のほか、15周年を記念してベトナム、シンガポール、韓国の海外3カ国4組を含む計9組の障がいを持つミュージシャンが出場し、グランプリを目指す。

 今大会の注目は、今年2月に行われた平昌冬季パラリンピックの閉会式に出演した韓国の5人組モダンロックバンドのベ・ヒガンバンドが来日し、ゲスト出演する。同バンドは、視覚障がい者と健常者が同じメンバーとして「音」という感覚でコミュニケーションをとりながら、交感する、幸せで楽しいエネルギーに満ちたバンドだ。

 また、昨年の第14回コンサートでグランプリを受賞した太田将誉さん、佐藤翔さんもゲスト出演するほか、特別ゲストとして新進気鋭のサキソフォニストとして注目を集める朝岡周が演奏を披露する。

 大会主催者の日本バリアフリー協会の貝谷嘉洋代表は「ゴールドコンサートの真の目的は、一般の人々に私たちの演奏技術や表現力の高さ、成長する姿を見てもらい、障がい者も活躍し、社会に貢献できることを知らしめていくことによって、バリアフリー環境の必要性を知ってもらうことです」と開催の意義について話している。

 チケットはSS席(4000円)、S席(3500円)、A席(2000円、高校生以下無料)、車いす席(席数限定)をチケットぴあで発売中。

 問い合わせはNPO法人・日本バリアフリー協会=電話03(5215)1485。

続きを表示

この記事のフォト

2018年9月12日のニュース