石田ゆり子 老犬の介護で仕事をセーブしようと思った過去明かす「この子をおいて仕事には行けなかった」

[ 2018年9月9日 19:40 ]

「いぬねこなかまフェス2018〜動物愛護週間に集まろう〜」に登場した石田ゆり子
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 女優の石田ゆり子(48)が9日、都内で行われた動物愛護を考えるイベント「いぬねこなかまフェス2018〜動物愛護週間に集まろう〜」にゲスト出演した。

 石田は「動物の看取り」というテーマで糸井重里氏(69)、町田康氏(56)、友森玲子氏、渡辺眞子氏とともにトーク。

 石田は過去に飼い犬との別れを経験。友森氏から石田が「老犬の介護で仕事をセーブしたい」と思っていた過去を明かし、石田は「この子をおいて仕事には行けなかったです」と振り返った。

 「『花』というラブラドールを飼っていたんですが、14年の4月に12歳で亡くなった。胃にがんが見つかって2週間の闘病だった」と告白。「その時、『悼む人』っていう映画の撮影をしていまして…。いつも仕方ないのですが、女優をやって1人暮らしなので、こういうこと瞬間が来ることは覚悟していてましたけど…」と言葉を詰まらせた。そして「皆さん、動物を飼っていらっしゃる方多いと思いますが、悲しいのは人間だけ。人間も動物も寿命を全うして天国に行くことはわかっていること。看取ってあげる覚悟があれば悲しいけど、悲しくないというか、今は一生を終えて神様のところにいるんだってむしろ喜んであげないと。それを伝えたい」と呼びかけた。

 その覚悟はどこから?と聞かれると「小さいときから動物と暮らしていたので、どこかで鍛えられた。看取ってあげなきゃいけない、辛いのは私じゃないんだって気持ちがあります」と吐露。「看取った時に動物ってかっこいいなって思った。ちゃんと死んで行くっていうか、きちんと命の終わりを受け入れて潔く去っていく感じが美しいなと思って。人間はバカだなって思う」としみじみ語っていた。

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