乳がん闘病中の矢方美紀、ウイッグ姿でイベント参加「恋愛が一番大変」

[ 2018年9月9日 14:54 ]

「Heathecare Venture KNOT」に出席した矢方美紀
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 ステージ2の乳がんが発覚し、左乳房全摘出とリンパ節切除の手術を受けていたことを告白した元SKE48でタレントの矢方美紀(26)が9日、都内で「HeathecareVenture KNOT」に出席。「乳がんの早期発見と未来の検査」というテーマでパネルディスカッションを行った。

 同イベントは医療者とヘルスケアベンチャーを結ぶ日本最大のビジネスコンテスト。矢方は今年4月ステージ2の乳がんが発覚し、左乳房全摘出とリンパ節切除の手術を受けていたことを自身のブログで告白。「今治療中です。毎週1回抗がん剤の点滴を受けています。それが9月末まで続いて、10月からは放射線治療を月〜金曜日まで30回以上。今は毎日病院に行ってるわけではないので、10月からどうなるのか不安です」と語った。

 しかし「病院が生活の中に取り込まれすぎて、自分は病人なのかなって思う。(治療で)何もできないのでは?って思ってましたが、今は負担にはなってない。手足にしびれはあるが、生活に支障はない。食欲も旺盛です」と話した。

 「(病気になって)大きく変わったのはより前向きに明るく生きていきたいと思った。髪の毛も今はウイッグなので、最初は不安だったけど、自分らしくいたら大丈夫だなって思った」と笑顔。胸の再建手術に関しても「再建しなくてもいいんじゃないかって考えが変わってきています。私の人生は片一方の胸だけじゃない。それだけがすべてではない」と力を込めた。

 そして「好きな人も一応います。優しい人。片想いです」と照れながら吐露。「恋愛が一番大変。体の変化を受け入れてもらえるのか。そういう恐怖はあります。悩んでいる女性って多いと思う」と26歳の女性らしい悩みも明かしていた。

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