バナナマン 激戦区“日8”に参戦も自信「関係ない」、VTR好評のTBS「消えた天才」

[ 2018年9月6日 07:00 ]

「消えた天才」のMCを務める「バナナマン」の設楽統(左)と日村勇紀(C)TBS
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 お笑いコンビ「バナナマン」がMCを務めるTBSのバラエティー番組「消えた天才」(日曜後8・00)が10月からレギュラー化することが6日、分かった。同時間帯にNHK大河ドラマ、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」が君臨する日曜8時枠でのレギュラー化に設楽統(45)は「挑戦させていただけるのはうれしい」とやる気十分。日村勇紀(46)も「そこは関係ない。たくさんの方に見てもらいたい」と意気込んでいる。

 同番組は現在は表舞台から姿を消している“消えた天才”の第2の人生を追跡するドキュメントバラエティー。特番としてこれまで3度放送され、「平成の大横綱・貴乃花が中学時代に唯一勝てなかった天才力士」(17年8月27日放送)、「日本人初の9秒台ランナー・桐生祥秀が中学時代絶対に勝てなかった天才」(1月3日放送)、「メジャーリーガー・前田健太が中学時代唯一勝てなかった天才ピッチャー」(7月8日放送)などの“消えた天才”のエピソードを取り上げ、1月の放送では平均視聴率13・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど話題となった。

 レギュラー化にあたり、設楽は「番組タイトルは『消えた天才』ですが、消えない感動ストーリーをお届けします」と意気込み。日村は「毎回VTRがめちゃくちゃ面白いだけに、スタッフさんが本当に大変なので、正直レギュラー化は無いだろうなと思っていたのでびっくりしました」と率直な心境を吐露した。

 実はTBSにとって、日曜8時枠は鬼門。「どうぶつ奇想天外!」が終了した09年以降、早くも10回目の改編となるが、これまでの放送で取り上げてきた一流アスリートを軸にし、アーティストや文化人など、芸能界の様々なジャンルにも枠を広げることで番組定着を狙う。また、レギュラー放送の詳細については30日放送の特番内でも発表される予定。

 激戦区への参戦に設楽は「すごい枠ですよね。でも挑戦させて頂けるのはうれしいです。気持ちを引き締めて頑張ります」と言葉に力を込め、一方の日村は「あまりそこは関係ないです。たくさんの方に見てもらいたいです」と当番組の魅力に自信をうかがわせた。

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2018年9月6日のニュース