救急搬送の徳永英明 軽度の脳梗塞 1週間程度の入院 新潟&富山2公演は延期

[ 2018年9月5日 22:20 ]

徳永英明
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 4日に激しい立ちくらみのような症状になり、救急車で病院に搬送された歌手の徳永英明(57)が5日に精密検査を受け「脱水症状による軽度の脳梗塞のため、1週間程度の入院および経過観察」と診断された。公式サイトで発表された。現在も引き続き入院している。今月8日に新潟テルサで、9日に富山のオーバード・ホールで予定していたコンサートはいったん延期する。

 同サイトは「当日を楽しみにされていたお客様、本当に申し訳ございません。また、いつも応援していただいてる皆様にもご心配をお掛けし、重ね重ねおわびいたします」と謝罪。「コンサートツアー2018『永遠の果てに』」は8月18日に埼玉公演(川口総合文化センターリリア・メインホール)からスタートし、12月2日に東京公演(東京国際フォーラム・ホールA)でファイナルを迎えるが「(延期の)その後の公演に関しましては、経過観察後の状態を見て随時判断させていただきます」とした。

 関係者によると、徳永は4日午後、都内の事務所でスタッフと談笑中、激しい立ちくらみに見舞われた。しばらくソファで横になって安静にしたが、症状が変わらず、119番通報。そのまま搬送先の病院に入院した。

 徳永は脳血管障害「もやもや病」を患い、2001年5月〜02年11月に活動を休止。16年にはもやもや病による脳梗塞の発症を予防するため、開頭手術を受けた。関係者は「病気の影響でたまに立ちくらみを起こしているが、今回はいつもと違うような感じだったので、スタッフが大事を取って救急車を呼んだ」と説明した。

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2018年9月5日のニュース