「グッド・ドクター」最終回&最終回前、2週連続15分拡大!フジ“木10”34年の歴史で初の試み

[ 2018年8月30日 07:00 ]

最終話前(第9話)&最終話(第10話)と2週連続15分拡大となることが決まった木曜劇場「グッド・ドクター」(C)フジテレビ
Photo By 提供写真

 俳優の山崎賢人(23)が主演を務めるフジテレビ“木10”「グッド・ドクター」(木曜後10・00)が第9話(9月6日放送)、最終回(第10話)(9月13日放送)と2週連続して15分拡大になることが決定した。最終回前と最終回の2週連続15分拡大は「月9」と並ぶ同局の看板枠で34年の歴史を持つ「木曜劇場」初の試み。好調の今作がラストスパートをかける。

 山崎が初の医師役に挑戦中のヒューマンドラマ。小児外科医の世界を舞台に、自閉症スペクトラム障がい(対人関係や言語の発達に偏りがある者)によりコミュニケーション能力に問題を抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群(特定の分野で優れた能力を発揮する者で、知的障がいや発達障がいを有することが多い)の青年・新堂湊(山崎)の成長を描く。

 難役に挑み、新境地を開拓した山崎の演技力とストーリー展開が毎回「涙腺が崩壊しました」などと視聴者の感動と涙を誘っている。反響の大きさは視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)にも表れ、初回から7週連続2桁キープの好調ぶり。第7話(23日)は13・0%と自己最高を更新。木曜劇場のうち、13%超えは2014年7月クール「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」最終回の16・5%以来、約4年ぶりの快挙となった。

 木曜劇場は1984年10月期「オレゴンから愛」からスタート。87年4〜5月「アナウンサーぷっつん物語」から始まった月9より3年早く、現在続いているドラマ枠としてはフジ最長の歴史を誇る。

 「グッド・ドクター」は木曜劇場133作品目。医療を題材にしたドラマとしては「Dr.コトー診療所」「白い巨塔」「医龍―Taem Medical Dragon―」「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―」「風のガーデン」などに続く節目の10タイトル目となった。

 最終回へ2週連続の15分拡大となり、小児外科廃止へ向かう東郷記念病院、院長(柄本明)の容体など、フィナーレを迎える物語の展開が注目される。

続きを表示

2018年8月30日のニュース