寺島進 オフィス北野退社“育ての親”たけしに報告「次の脚本も書いてくれている」

[ 2018年8月5日 19:12 ]

「江戸まち たいとう芸楽祭」オープニングイベントに登場した寺島進
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 俳優の寺島進(54)が5日、都内で「江戸まちたいとう芸楽祭」オープニングイベントに出席。11月末で所属事務所「オフィス北野」を退社することについて自ら言及。“育ての親”であるビートたけし(71)にも退社を報告したことを告白。「『寺島は十分義理果たしたからな』って言ってくれた」と明かした。

 「次の脚本も書いてくれていて、かっこいい役を用意してくれてる」と笑顔を見せ、「ただプロデューサーが誰になるのか」とぶっちゃけていた。 先月スポニチ本紙が寺島が「オフィス北野」を11月末をもって退社することを報じた。3月のたけしの独立騒動により同事務所が新体制となり、複数のスタッフが退社。マネジメント業務が滞ったことで決意。12月からは新事務所「ジャパン・ミュージックエンターテインメント」に移籍。“たけしイズム”を胸に新天地で俳優業に邁(まい)進する。

 寺島はたけしの監督デビュー作「その男、凶暴につき」(1989年)のオーディションに合格。その後も「ソナチネ」(93年)「HANA―BI」(98年)など重要な役どころで10本に出演。北野作品には欠かせない俳優。この日も同祭の名誉顧問に就任したたけしの「HANA―BI」が上映され「北野監督は無名の時から使ってくれてここまで引き上げてくれた育ての親であり、恩師」と感謝。そして「『HANA―BI』は大杉漣さんの代表作だから」としみじみ話していた。

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2018年8月5日のニュース