あおい輝彦 ジャニーさん秘話明かしちゃった、ひらがな名字に斬新演出…

[ 2018年8月4日 05:30 ]

A.B.C−Z主演舞台「ジャニーズ伝説」制作発表会見フォトセッションで笑顔の(左から)五関晃一、河合郁人、橋本良亮、あおい輝彦、戸塚祥太、塚田僚一(撮影・沢田 明徳)
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 A.B.C―Zが3日、都内で主演舞台「ジャニーズ伝説」(10月7〜29日、日生劇場)の製作発表を行った。ジャニーズ事務所の所属第1号「ジャニーズ」の秘話を題材にした作品で、メンバーだったあおい輝彦(70)が登場。橋本良亮(25)から「本番で一緒に歌いたい」と熱望され「やろう」と快諾した。

 会見後、あおいはスポーツ紙の取材に対応。「歌って踊れる男性アイドル」という独自のスタイルを構築したジャニー喜多川社長の秘話を明かした。あおい輝彦という芸名を考案したのはジャニーさん。当初、青井輝彦の本名で活動していたが「これじゃ、硬いよ」と名字を平仮名にすることを提案された。あおいは「当時、名字だけ平仮名にするなんて誰も考えられなかった」と話した。

 演出方法も当時から斬新だった。ジャニーズは62年に日本テレビ「味の素ホイホイ・ミュージック・スクール」でデビュー。司会で歌手の木の実ナナ(72)のバックダンサーを務めたが最初の1カ月はシルエットしか見せなかった。すると、視聴者の間で「あのバックダンサーは誰?」と話題になり、正体を明かした途端、爆発的な人気になった。あおいは「ジャニーさんは“探す楽しみ”をよく知っていた。あれがバックダンサーから次世代スターを育てるシステムにつながったんだろう」と語った。

 ジャニーさんが演出、メリー喜多川副社長がプロデュースを手掛けた4人組「ジャニーズ」。あおいは「ジャニーズは6人組とよく言われた」とアイドル帝国の原点を懐かしそうに振り返った。

 【ジャニーさん伝説】
 (1)「あおい輝彦」の芸名を考案。名字を平仮名にする芸名は前例がなかったが「漢字じゃ硬い」
 (2)メンバーと一緒に、米映画「ウエストサイド物語」を映画館で何度も観賞して、振り付けを覚えた
 (3)ジャニーズをテレビ番組で、歌手のバックで踊るシルエットダンサーとしてデビューさせた
 (4)「ジャニーさん」と呼ばれるのを「格好悪い」と嫌がった。「ジャニーと呼べ」と言われた
 (5)ジャニーズ事務所から独立した後も公演を見に来てくれた。楽屋ではよくダメ出しされた

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2018年8月4日のニュース