堂本光一“帝劇ジャック” 歴代4人目4カ月主演「僕なんかが…恐ろし過ぎる」

[ 2018年7月29日 05:00 ]

フォトセッションでポーズをとる(左から)大澄賢也、上白石萌音、井上芳雄、堂本光一、音月桂、島田歌穂、岸祐二(撮影・郡司 修)
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 KinKi Kidsの堂本光一(39)が28日、主演ミュージカル「ナイツ・テイル〜騎士物語〜」を上演中の東京都千代田区の帝国劇場(帝劇)で会見した。

 同作は8月29日まで上演予定。今年2、3月に出演した「Endless SHOCK」と合わせ、1年間で約4カ月にわたり帝劇で主演舞台を務める。これは、1992年に「ミス・サイゴン」に6カ月出演した市村正親(69)以来26年ぶりの快挙。光一は「帝劇は神聖な場所。こんなありがたいことはない」と笑顔を見せた。

 1911年に開場した帝劇は、日本演劇の殿堂。年間4カ月以上の単独主演は107年の歴史の中でも、82年「屋根の上のヴァイオリン弾き」を半年間務めた故森繁久弥さん、72年「帝劇大歌舞伎」など3公演で合計5カ月出演した松本白鸚(75)、市村に続き歴代4人目となる。

 光一は「僕なんかが偉大な方々の名前に並ばせていただいて、恐ろし過ぎる」と恐縮しつつも「素晴らしい諸先輩方がつくり上げた劇場だということを忘れずに、この舞台に立ちたい」と気を引き締めた。

 「SHOCK」シリーズ以外の舞台初挑戦となった今作。シェークスピア最後の作品でこれまで舞台化されなかった「二人の貴公子」をベースにした世界初演作でもあり、二重の挑戦となった。苦労はひとしおだが、帝劇の歴史に名を刻んだことに「恐れ多くはあるが、挑戦へのご褒美を頂いたのかな」と充実の表情を見せた。

 2000年にスタートした「SHOCK」シリーズは大人気で毎年上演。光一は「この演目でさらなる帝劇ロングラン?そうなればステキですね」と意欲を見せた。

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2018年7月29日のニュース