桂歌丸さん死去に上方落語協会会長・笑福亭仁智「残念でなりません」

[ 2018年7月2日 20:00 ]

桂歌丸さん
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日本テレビの演芸番組「笑点」(日曜後5・30)のレギュラーを長く務め、軽妙な語り口で親しまれた落語家の桂歌丸(かつら・うたまる、本名椎名巌=しいな・いわお)さんが2日午前11時43分、慢性閉塞性肺疾患のため横浜市内の病院で死去した。81歳。横浜市出身。この日、落語芸術協会が発表した。

 上方落語協会会長の笑福亭仁智は「東西交流を盛んにするため、お願いにあがろうと思っていた矢先のことで、ただただ驚いております。東京の落語を今日の隆盛に導かれた大功労者で、お元気に復帰されると思っておりましたので、残念でなりません。心より御冥福をお祈り申し上げます」とコメントを発表した。

 ▼桂米団治(上方落語協会副会長) 誰に対しても物腰が柔らかく、本当に優しい師匠でいらっしゃいました。でも、高座に対する厳しさは人一倍で…。常にお客のことを一番に考えて来られた師匠のお姿、大いに学ばせていただきました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 ▼林家こん平 歌丸お師匠のご訃報に接し、つつしんでご冥福をお祈り致します。週末にちょうだいしたお中元のお礼のお電話を娘がしようと思っていたところでした。突然の訃報で驚いております。私の闘病中には見舞って頂き、会うたびに「こんちゃん頑張って!」と目頭をおさえながら励まして頂いたのに残念です。笑点という番組でご一緒させて頂き、たくさんの思い出がありますが言葉にできません。本当に長い間ありがとうございました。

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2018年7月2日のニュース