フジ強気!ポーランド戦で視聴率50%狙う 大一番で“大台突破”なるか

[ 2018年6月26日 05:30 ]

フジテレビ社屋
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 24日深夜、日本テレビ系で生中継されたサッカーW杯の「日本×セネガル」の平均視聴率が、関東地区で30・9%だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 翌日、学校や仕事を控える人が多い日曜日の深夜帯で驚異の数字。瞬間最高視聴率は関東が37・1%で前半終了間際の時間帯だった。日本テレビスポーツ局の松原正典チーフプロデューサーは「最後まで諦めずに戦い抜いた日本代表をお伝えできてうれしく思います」とコメントした。

 この結果を受け、さらなる高視聴率の期待が高まるのがフジテレビだ。日本代表が決勝トーナメント進出を懸ける28日午後11時からのポーランド戦を中継する。

 同局は、かつて02年に放送した日韓大会の「日本×ロシア」(午後8時キックオフ)で、66・1%を記録し、W杯視聴率1位の金字塔を打ち立てた。近年は視聴率低迷に苦しむ中、「02年とは放送曜日や時間も異なり、ネットなど視聴形態も異なっているので66・1%を超えられるとは思わないが、50%はいきたい」(同局関係者)と“大台突破”を目標に掲げた。

 50%超えとなると、全番組を通して2010年の南アフリカ大会、決勝トーナメント1回戦「日本×パラグアイ」(TBS)の57・3%以来となり、まさに「半端ない」数字だ。フジテレビは02年以降、W杯での日本代表戦の中継は獲得できておらず、16年の時を経て巡ってきたカード。局内では「正直、千載一遇のチャンスです。ロシアで伝説のロシア戦超えを果たしたい」(別の関係者)との声も上がっている。

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2018年6月26日のニュース