ＡＫＢ16歳センター・小栗有以　総選挙目標はチーム８の８位、いや神セブン

[ 2018年6月3日 09:30 ]

　ＡＫＢ４８の未来を担う小栗有以（１６）が発売中のニューシングル「Ｔｅａｃｈｅｒ　Ｔｅａｃｈｅｒ」で初めてセンターの大役を務めている。チーム８のメンバーとしてグループに加入してから約４年の若手メンバー。多くの先輩たちに囲まれる中で「私もＡＫＢを守っていきたい」と熱い思いを語った。

　――センターは大変でしょう？

　「不安もありましたが、分からないことは先輩たちに教えてもらっています。先輩たちのおかげで、パフォーマンスも緊張せずにできますし、自分の色を出せる感じがします」

　――先輩たちはみんな優しい？

　「優しく教えてくださいます（笑い）。雰囲気が凄く良くて、支えていただいている実感がとてもあります」

　――センターに立ってあらためて思ったことは？

　「大切な役目を任せていただいていると思います。今まで、たくさんの先輩たちがＡＫＢを守ってきました。私もＡＫＢを守っていきたいとあらためて感じました」

　――どんなセンターになりたい？

　「今までのセンターの方々にはそれぞれの輝きがありました。私も後ろで、それぞれの個性がキラキラしている姿を見て、格好いいなと思っていました。私が自分の色を出せるとしたら何だろうと考えると、やはり、今は１６歳なので、フレッシュ感、若さの色を出したいと思います」

　――間近に迫った総選挙（１６日開票）は８位を目標に掲げていますね？

　「チーム８のメンバーだから８位というのもあるんですけど、心の中では“神セブン（７位以内）”と思っています」

　――いずれにしても前回の５１位（先月３０日に発表された今回の速報は４９位）からは大きな飛躍が必要です。

　「目標順位は高くありたいです」

　――高い目標と言えば、ＡＫＢにはかつて「絶対的エース」という称号もありました。

　「前田敦子さんですかね！？まだ、そうなれるような私じゃないですけれど、いつか、ＡＫＢに絶対的にいなくちゃいけない存在、いると華が出る存在になりたいとは思っています」

　――可能性があると思うので頑張ってください。

　「……！？ありがとうございます（笑い）」

　――小栗さんは実は面白い人で、４月１日のＡＫＢのコンサートでは柏木由紀さんの自己紹介のものまねを披露していましたね？

　「あれは本番前にゆきりん（柏木）さんがやるように言ってくださったんです。もともとテレビの番組の中でやったものです」

　――自己紹介に「柏木由紀、２６歳です」とあえて柏木さんの年齢を入れるやつですね？

　「申し訳ない気持ちもあったんですけど、ゆきりんさんは受け止めてくれて、盛り上げてくださいました」

　――柏木さんは「私、自己紹介で年齢は言わないよ！」とうまくツッコんでいました。

　「ゆきりんさんはＭＣがうまいんです。ファンも盛り上がってくれたので凄くうれしかった。さすがゆきりんさんだと思いました」

　――ご自身は自分が面白い人だと自覚していない？

　「えっ！？いや、私自身は面白いとは思っていないんですけど…。ただ、笑われることはよくあります」

　――自分のキャリーバッグをよく仕事現場に忘れて帰るそうですね？

　「そうなんですよ。キャリーを持ち歩くことに慣れていないので何度も忘れてスタッフさんに迷惑をかけてます。先日、そのことを（岡部）麟ちゃんにツイッターでバラされたんですけど、バラされた後もまた忘れちゃいました（苦笑）」

　――そういう天然の一面が前面に出るとさらに人気が上昇すると思います。

　「私は話すことがそんなに得意じゃないので、自分らしさを生かしつつ、いつか、ゆきりんさんのように話をうまくまとめられるようになりたいと思います」

　――誰かがツッコミ、小栗さんはボケなのが面白いのでは！？

　「基本はそうなんですよね。わざとじゃないんですけど私がボケて、誰かにツッコまれる感じに今はなってます。でも、いつか、ツッコミをやってみたい。大人になったら！（笑い）」

　◆小栗　有以（おぐり・ゆい）２００１年（平１３）１２月２６日生まれ、東京都出身の１６歳。１４年４月、ＡＫＢのチーム８のメンバーとしてお披露目。同８月、劇場公演でデビュー。１６年１１月発売のシングル「ハイテンション」で初選抜。今年からチームＡも兼任。同３月、シングルのセンターを初めて務めることが発表された。愛称・ゆいゆい。