元関学大QB・有馬隼人キャスター 関東学連調査は「予想をはるかに上回る正確さ」

[ 2018年5月30日 09:58 ]

元TBSアナウンサーでキャスターの有馬隼人
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 元TBSアナウンサーで、かつて関西学院大アメリカンフットボール部選手だったキャスターの有馬隼人(40)が30日、TBS「ビビット」(月〜金曜前8・00)に出演。日大アメリカンフットボール部の守備選手による悪質な反則問題で、関東学生連盟が日大側に下した処分について言及した。

 29日の会見で、関東学連は内田正人前監督(62)と井上奨前コーチ(30)を永久追放に相当する「除名」処分、守備を統括する立場だった森琢ヘッドコーチは除名に次いで重い「資格剥奪」と発表。さらに、危険なタックルをした宮川泰介選手(20)とチームに対しては条件付きで今季の公式試合の出場資格停止処分を科すことを決めた。

 有馬氏は関東学連の発表に「本当に多くの人間に調査をされていて、そしてその結果を断定的な表現を使って処分に至ったという説明がはっきりとありました」としたうえで、「ここまで深く調べて強いメッセージを出せるのか、非常に難しいことだと思っていたので、予想をはるかに上回る、調査の正確さと断定的な結論に至ったという、非常に詳しく、調査が正しく行われたという印象です」と高く評価。学生たちへの処分にも「妥当な処分だとは思う」とキッパリ。「今回は条件も付いていますし、どのタイミングかはわかりませんが、戻ってきてほしいという全体の意思が現れていると思う」とした。

 一部では、コーチ陣も一掃して体制を整えるとの話もある。有馬氏は「このコーチと一緒にやりたい!と思われているコーチと、正直、いなくなってほしいと思われているコーチと、両方存在する。そのあたりの精査をきっちりして、選手とコーチ陣がしっかり話し合って、然るべき体制を取って、納得してチーム作りをすれば、時期関係なく、いつでもいいのでフィールドに戻ってくるチャンスは奪うべきではないと思う」とも話した。「(関東学連は)今後もこの調査、話し合いを続けて、しっかりとした判断につなげていく姿勢だと思う。終わりではないです」と話した。

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2018年5月30日のニュース