嵐・二宮主演「ブラックペアン」第4話は13・1% 好調キープ

[ 2018年5月14日 09:40 ]

「ブラックペアン」に出演する竹内涼真(左)と葵わかな
Photo By スポニチ

 嵐の二宮和也(34)が主演を務め、ダークヒーローぶりが話題を呼ぶTBS日曜劇場「ブラックペアン」(日曜後9・00)の第4話が13日に放送され、平均視聴率は13・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが14日、分かった。

 初回は13・7%と好発進し、在宅率が低くなる大型連休中の第2話は12・4%、第3話は12・1%と好調を維持していた。

 原作は医師で作家の海堂尊氏の小説「新装版ブラックペアン1988」(講談社文庫)。シリーズ累計150万部を超え、映画化・ドラマ化もされた「チーム・バチスタの栄光」の原点となる人気作。嫉妬渦巻く大学病院を舞台に、医学の限界や大きな権力に立ち向かう男たちの生き様を熱く描く。

 二宮は傲慢な性格と言動で「オペ室の悪魔」と呼ばれ、ヒラ医局員だが、手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医・渡海征司郎を熱演。渡海は、自分がいる東城大学医学部付属病院総合外科学教室(通称・佐伯外科)に赴任した東の名門・帝華大学病院出身の新任エリート講師・高階権太(小泉孝太郎)と敵対。高階は手術用最新医療機器・スナイプを「外科医の腕を全く必要としない」と豪語して持ち込み、医療業界も巻き込む騒動の火ぶたを切る。

 タイトルの「ブラックペアン」とは真っ黒なペアン(止血用鉗子)を指す。脚本はTBS「小さな巨人」などの丑尾健太郎氏。演出は「下町ロケット」「陸王」や映画「祈りの幕が下りる時」などの福澤克雄氏を筆頭に、田中健太氏、渡瀬暁彦の3人が務める。

 共演は竹内涼真(24)葵わかな(19)倍賞美津子(71)加藤綾子(32)加藤浩次(48)市川猿之助(42)小泉孝太郎(39)内野聖陽(49)ら豪華キャストが勢揃い。主題歌は小田和正(70)の「この道を」。

 第4話は、スナイプを使った手術が成功したことで、東城大ではスナイプを大量に導入する方針を固め、高階(小泉)はスナイプに関する論文を着実に進める。この論文が外科学会理事長選の行方を左右するため、論文が掲載される日本外科ジャーナルとの太いパイプを持つ佐伯教授(内野)と帝華大の西崎教授(市川)による闘いは、最終局面へ。そんな時、高階は帝華大時代に担当していた僧帽弁閉鎖不全の子どもの患者を東城大に転院させる。高階は佐伯教授にスナイプ手術の実施を頼み、佐伯教授は渡海(二宮)を執刀医に指名。ところが、渡海は指名を断ってしまう…という展開だった。

続きを表示

2018年5月14日のニュース