マイケル・ジャクソンさん ムーンウオーク初披露の革靴がオークション出品

[ 2018年4月23日 15:27 ]

マイケル・ジャクソンさん=1984年撮影(AP)
Photo By AP

 米歌手マイケル・ジャクソンさん(2009年死去、享年50)が初めてテレビ特番でムーンウオークを披露したときに履かれた可能性の高い靴が、来月オークションに出品されることが22日、わかった。米CNNテレビが報じた。

 「“キング・オブ・ポップ”と呼ばれたマイケルさんはフローシャイム・インペリアルの黒のローファーを所有しており、1983年に放映されたテレビ特番のリハーサルの際に、その革靴を履いており、収録時に履いていた可能性が高いとされている」と伝えた。

 落札価格は1万ドル(約107万円)で5月26日から開催される。価格についてGWSオークションズのオーナーは「非常に抑えた試算」とコメントした。

 靴の状態について「古いものの割には状態が良く、靴底には実際に使用された証拠となるサインも入っている」という説明書きがカタログに載っているという。「ジャクソンはこのローファーを“魔法の靴”と呼んだが、その後、表舞台に出てくることはなかった」ことも付け加えてあった。

 このローファーはもともと振付師でダンサーのレスター・ウィルソン氏(享年50)が所有していた。

 マイケルさんは09年に死去して以来、様々なものがオークションに出品されており、手袋と帽子が40万ドル(約3300万円)、バッド・ツアー・ジャケットは15万ポンド(約2000万円)、代表曲「Thriller(スリラー)」のミュージックビデオで着用していた赤い革ジャンが180万ドル(約1億4500万円)など高額で落札されている。

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2018年4月23日のニュース