あゆ 感涙 デビュー20周年の記念日に公演「みんながくれた20年でした」

[ 2018年4月9日 05:30 ]

20周年記念コンサートを行った浜崎あゆみ
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 歌手の浜崎あゆみ(39)が8日、全国ツアーのさいたまスーパーアリーナ公演を行った。この日はデビュー20周年の記念日。ファンのサプライズ合唱で祝福されると「いつかのゴールを目指して一緒に進み続けていきたい」と涙ながらに誓った。

 ♪これからもずっとこの歌声が あゆに届きます様(よう)にと…。観客1万3000人がピアノ演奏に合わせて大合唱すると、歌姫の頬に大粒の涙が伝った。ファンに向けて書き下ろしたミディアムバラード「Who…」(99年)。「あなた」の歌詞を「あゆ」に変えた予期せぬ“逆プレゼント”に加え、一斉に「20周年おめでとう」と祝福された。

 「みんながくれた20年でした。今日から始まる新しい年も、変わらずみんなと一緒に同じスピードで、同じ景色を見ながら進み続けていきたい」

 お返しとばかりに、♪今までいろいろあったよね 今でもいろいろあるけどね…と、アカペラで「girlish」(00年)を歌唱。波瀾(はらん)万丈な20年を支えてくれたファンに、感謝の気持ちがこもった。

 98年にデビューし、女子高生のカリスマとしてブレーク。01年から日本レコード大賞を3連覇し、12年にソロ歌手で初めてCD総売り上げが5000万枚を突破した。

 08年には内耳性突発難聴で左耳の聴覚を失ったことを告白。プライベートでは離婚も経験し、お騒がせぶりも目立ったが、ファンの支持のおかげで音楽活動に昇華することができた。浜崎は「みんなを見ると涙が止まらなくなる」と感謝した。

 ヒット曲「SEASONS」など18曲を披露。7月22日まで残り9公演、20年の感謝の気持ちをステージにぶつけていく。

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2018年4月9日のニュース