加山雄三が涙「半身を失ったくらい、つらい」所有船「光進丸」炎上事故

[ 2018年4月3日 05:30 ]

会見した加山雄三
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  歌手の加山雄三(80)が2日、仕事先の沖縄県から羽田空港に帰京し、所有船「光進丸」が1日に静岡県の西伊豆町で停泊中に炎上した事故について会見した。

 光進丸は1964年に初代を建造し、現在は82年進水の3代目。“海の男”加山の象徴だった。会見では目に涙を浮かべた。船の設計にも自ら関わっただけに「長年の相棒で分身みたいな存在。半身を失ったくらい、つらい」と言葉を詰まらせた。

 原因については「近くの造船所にメンテナンスしていただいていた。心当たりはない」と話した。「最近乗ったのは1週間以上前。グアム島まで行ったこともある。思い出は尽きない」と無念さをにじませた。

 下田署によると、船を管理する地元の船舶修繕会社の従業員が1日午後1時ごろから約1時間、船内でエアコンの点検作業を行った。点検でエアコンに異常はなかったという。

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