スピルバーグ監督、来月13年ぶり来日 新作に抜てきした森崎ウィンを絶賛

[ 2018年3月28日 05:30 ]

映画「レディ・プレイヤー1」のワールドプレミアに出席したスティーヴン・スピルバーグ監督
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 スティーブン・スピルバーグ監督(71)の新作映画「レディ・プレイヤー1」(4月20日公開)のワールドプレミアが26日(日本時間27日)、米ロサンゼルスで開かれた。日本でブレーク前ながら、全世界オーディションでスピルバーグ監督の直接指名を勝ち取り、ハリウッドデビューを飾った俳優の森崎ウィン(27)も参加した。

 1000人を超えるファンと世界中のマスコミが詰めかけたレッドカーペットを、主演のタイ・シェリダン(21)らとともに歩いた森崎。「この場に立てていることが本当に信じられません」と夢見心地だったが、自身の作品に日本人俳優を起用したこともあるスピルバーグ監督は「日本で活躍する俳優の中で、ウィンは一番魅力的だった」と最大級の褒め言葉で絶賛。ミャンマー出身でエキゾチックな甘い顔立ちと英語力を武器にする森崎の将来性についても「さまざまな国や言語で活躍する国際的な俳優になると思う。とても才能豊かな人だ」と太鼓判を押した。

 4月にはスピルバーグ監督が13年ぶりに来日することが決定。スピルバーグ監督は森崎について「彼には人を引き込む力があるし、温かいし、カリスマ性がある」と話し、日本での再会を心待ちにした。シェリダンやヒロイン役のオリビア・クック(24)も来日する予定。森崎は「日本の皆さん、ぜひともお待ちしていてください」と呼び掛けた。

 ▽レディ・プレイヤー1 米作家アーネスト・クライン氏による人気SF小説「ゲームウォーズ」が原作。10代の若者たちが、近未来のバーチャル世界を舞台に大富豪の遺産を追う冒険物語。森崎は主人公の仲間である日本人男性役という主要キャストで出演する。

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