小倉氏、20年前からフリー勧誘 伊藤アナ「助言を聞いておけばよかった」

[ 2018年3月22日 13:08 ]

情報番組「とくダネ!」囲み取材出席した(左から)山崎夕貴アナ、小倉智昭、伊藤利尋アナ
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4月2日からフジテレビの朝の情報番組「とくダネ!」(月〜金曜前8・00)がリニューアルする。番組の顔である小倉智昭キャスター(70)、新たにMCとして加わる同局の山崎夕貴アナウンサー(30)と伊藤利尋アナウンサー(45)の3人が22日、報道陣の取材に応じた。

 小倉キャスターは2人の加入について「ようやく4月で20年目に入ります。ありがたいことに僕はずっと最初からやらせてもらって、そろそろいろんな声が聞こえてくるかなと思っている時に、意外にも2人とやれると聞いて、まずは驚きました。ただ、2人とも今まで仕事での深い付き合いはなくて、個人的には大変興味のある2人だったのでありがたく思っています」と感想を明かし、「おそらく暴走老人を止められるのはこの2人しかいないと起用されたと思う。今まで以上に突っ走ろうかなと」と意気込んだ。

 伊藤アナはそんな小倉キャスターに「ほどほどに」とツッコミを入れつつ、「3年間、夕方のニュースを担当してきまして、数字なこととかいろいろな要素があって、夕方のニュースが変わるということに…」と苦笑。今回の加入の話を聞いて、まず小倉キャスターの反応が気になったそうで「小倉さんは喜んでいるということと、加えて幹部ではなく、昔からやっている現場のスタッフが一緒にやりたいと声をかけてくださったと聞いて、粋に感じた」と心情を明かし、「むしろ僕のほうが暴れたい」とニヤリ。

 一方、小倉キャスターは「20年前ぐらいから廊下で会うと早くフリーになったほうがいいよって話していた」と明かし、「彼の仕事ぶりを見ていて、ものづくりが好きな人だし、面白い人だなと思っていて、こういう人ほどフリーになったほうがいいなと思っていた。個人的に高く評価していた。アナウンサーというよりはむしろタレント性に興味を持っていた」と絶賛。伊藤アナは「あのアドバイスを聞いておけばよかったですね〜」と悔しがり、笑わせた。

 山崎アナは加入を知らされ、「ただただ驚きました」と思いを吐露。「今までエンタメ系ニュースを扱ってきて、芸能ゴシップとかのネタが多かったので、ニュース性の強い番組で私が務まるのだろうかと、不安だった。不安で不安で…くだして1週間」とぶっちゃけ。それでも「2人の胸をお借りして頑張りたい」と前を向いた。小倉キャスターは山崎アナについて「黙ってそこに座っているだけでキラキラしている人」だとし、「人に話を聞くのがうまい。タイミング良くいう言葉が面白い。それはバラエティーでも情報番組でも関係なく通用すると思う」と期待を寄せた。

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2018年3月22日のニュース