藤井六段、リベンジで年度60勝なるか?順位戦C級2組最終戦

[ 2018年3月15日 11:07 ]

順位戦C級2組の対局前、駒袋から駒を取り出す三枚堂達也六段(右)とそれを見つめる藤井聡太六段(撮影・日本将棋連盟)
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 将棋の藤井聡太六段(15)が15日、東京都渋谷区の将棋会館で順位戦C級2組最終戦に臨み、三枚堂達也六段(24)と対戦。午前10時、藤井の先手で対局が始まった。持ち時間は各6時間で、終局は深夜になる見込み。

 藤井は初参戦の今期順位戦で、ここまで9勝0敗。2月1日の対局で開幕9連勝として50人中3位以上を確定させ、来期のC級1組への昇級を決めると同時に中学生として初めて五段に昇段。同月17日の朝日杯オープン戦優勝で六段となった。すでに同組単独1位も決まっており、この対局に勝てば10戦全勝で昇級に花を添える形になる。一方の三枚堂も今年度、四段から立て続けに六段に昇段した若手の実力者。藤井は三枚堂に昨年7月の公式戦で敗れており、雪辱戦となる。

 藤井は2017年度の成績がここまで70局で59勝11敗。今年度の最多対局、最多勝利、最高勝率(・843)、最多連勝(29)の4部門で1位が確定している。またこの対局は公式戦15連勝、節目の年度60勝もかかっている。

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2018年3月15日のニュース