タカ「我々は残る」番頭格がオフィス北野から独立の殿の気持ち忖度

[ 2018年3月15日 05:30 ]

ガダルカナル・タカ
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 ビートたけし(71)が所属事務所「オフィス北野」から独立することをスポニチ本紙が報じてから一夜明けの14日、去就が注目された弟子たち「たけし軍団」のメンバーに早くも動きが見られた。番頭格のガダルカナル・タカ(61)は静岡のローカル番組に出演し「我々は残ります」と明言。体力的な問題も口にして「軍団を含め、肩の荷を下ろしたい」と望む殿のご意向を忖度(そんたく)したもようだ。

 たけし軍団の最年長メンバーであるタカは、静岡朝日テレビの情報番組「とびっきり!しずおか」に生出演し、「我々は残ります」とオフィス北野残留を断言した。「我々」と話したことが、軍団の総意であることを表していた。

 軍団の残留は、殿の意向を“忖度”したためだ。本紙の取材では、所属タレントには先週末までにたけしの退社が伝えられた。その上で、残留するのか、たけしについていくのか、選択肢を与えられた。ただ、たけしが「背負ってきたものをいったん下ろしたい」と自由になることを望んでいるため、その思いをくんだようだ。

 タカは「軍団が一緒にいくと結果は(これまでと)一緒。たけしさんが少しでも楽に自分のペースで仕事ができるように、我々は残って今まで通りの仕事をする」と説明した。

 タカは数年前からたけしに独立を進言していた。「我々のことは切り離して、やりたいことをやったらどうですか?」と提案すると、たけしは「おまえらだけで仕事やってけるかって言ったら不安だろ」などと冗談めかして答えていた。ただ、数週間前に軍団での食事中に「本格的に(独立)しようかな」と話していたという。

 軍団の絆は「変わらない」とタカは話しており、今後も師匠と弟子の関係は続く。「我々はオフィス北野で仕事をして、たけしさんは新しい事務所で仕事をする形」と話した。

 一方で「オフィス北野」の事務所名については「愛着もあるから残していきたい気持ちもある」と正直に思いを明かした。「ただ(たけしは)自分がいないのにオフィス北野って会社があるのも気持ち悪いと思う」とも話した。

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