日テレ 4年連続「3冠」も危機感 ネット通じた新事業を積極的に

[ 2018年2月26日 15:03 ]

日本テレビ社屋
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 日本テレビの大久保好男社長は26日、東京・汐留の同局で定例会見に出席。同局は2017年の年間平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で4年連続の「3冠」を達成したが、大久保社長は危機感を口にした。

 今年初めの定例会見に出席した大久保社長は「日本テレビとしては今年も視聴者とスポンサーに支持される品質の高い良質な番組を作っていく」と今年の指針を説明。「インターネットを通じた新たな事業ももっと積極的に行っていく」と語った。

 同局は、17年の年間視聴率で、全日(午前6時〜翌日午前0時)ゴールデン(午後7〜10時)プライム(同7〜11時)の各時間帯で首位になり、4年連続で「3冠」を達成。今年に入ってからも、週間視聴率で8週のうち7週で「3冠」を獲得するなど絶好調だが、大久保社長は「技術革新が進み、放送と通信の境目がますますなくなっていく時代。民放としてどのような役目を果たし、どのような道を進んでいくかということを、これまで以上に危機感を持って検討し、実際に行動に移していかないといけない」と危機感を語った。

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