一陽斎蝶一さん死去 コミカルマジックで舞台&テレビで人気

[ 2018年1月26日 05:30 ]

 マジシャンの一陽斎蝶一(いちようさい・ちょういち、本名・湯浅嘉造=ゆあさ・かぞう)氏が24日、低酸素血症のため入院先の大阪市内の病院で死去した。90歳。大阪市出身。通夜は26日午後6時、葬儀・告別式は27日午前11時から、いずれも大阪市中央区谷町1の4の5、欣浄寺(ごんじょうじ)=(電)06(6941)3036=で。喪主は長女の夫、湯浅量之(かずゆき)氏。

 1927年5月20日生まれ。47年、三代目一陽斎正一に入門。火やハトを使ったものから人体切断のような大ネタまで、コミカルさを取り入れたマジックで舞台やテレビで親しまれた。映画「大阪物語」(99年)にはマジシャン役で出演。最近は高齢のため、ほとんど活動していなかった。

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