好調TBS 安住アナに続く看板アナは誕生するか

[ 2018年1月17日 10:45 ]

TBS安住紳一郎アナウンサー
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 TBSが昨年1年間のゴールデンタイムの平均視聴率で、10年ぶりに民放2位となった。ここ数年は徐々に数字を上げてきていたが、特にドラマの評判が良い。1年間で「大ゴケした」と言われた作品が1本もなかった。日曜、月曜を除けばバラエティーも好調。「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」「マツコの知らない世界」「水曜日のダウンタウン」と、おなじみとなった番組も多い。今年はさらに数字を上げようと、制作陣も力が入っている様子だ。

 ところで、昨年末にこんなことを言っていた局員がいた。「ウチのアナウンサーが、ランキングのトップ10に1人も入ってないんだよね」。先月発表された毎年恒例の「好きなアナウンサーランキング」(オリコン調べ)の男性、女性部門それぞれの記事を見ながらポツリと言った。

 確かにここ数年、同局では「この番組と言えばこの人」というような局を代表するナウンサーが生まれていないのが事実だ。「TBSのアナウンサーと言えば?」と周りに聞くと、まず安住紳一郎アナの名前が挙がる(2009年に5年連続1位となり殿堂入り。ランキングの対象外)。だが、これに続く名前が出てこない人が多かった。

 「日テレの水卜ちゃん(水卜麻美アナ)ならば、レギュラー番組を卒業するだけでも大々的に報じられる。やっぱりアナウンサーの活躍も、番組を見てもらえることにつながる要素になっていると思う」(同局員)。局のイチ社員であるアナウンサーが目立つ必要など本来はないワケだが、それが視聴率につながるならば人気アナの育成も大事である。

 個人的には今月から新たに「サンデージャポン」に起用された、1年目の山本里菜アナに期待している。爆笑問題の隣でハキハキと元気よく話している姿に好感を持った。

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