坂上忍「バイキング」飛躍の年「とにかく喋りで放送を埋めようと」

[ 2017年12月22日 09:00 ]

「バイキング・ザ・ゴールデン」収録後、インタビューに応じた坂上忍
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 俳優の坂上忍(50)がMCを務めるフジテレビの昼の情報番組「バイキング」(月〜金曜前11・55)が今年、平均視聴率で自己最高の8・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークするなど好調だ。毎回専門家や豪華ゲストをスタジオに招き、話題の時事ニュースや芸能ニュース、身近な出来事について、建前なしの本音の生激論を展開。昨年4月から討論スタイルに舵を切り、視聴者に定着してきた。29日放送の大型特番「バイキング・ザ・ゴールデン」収録後に取材に応じた坂上が、番組の魅力について明かした。

――「バイキング」躍進の年になりました。今年を振り返っての印象は?

「フジテレビさんにもスタッフさんにも我慢してもらい時間をかけて、今年ようやく少しずつ裏番組さんと肩を並べる日ができるくらいになってきました。今回、このような大型特番もつくってもらい非常に嬉しいし、ありがたいです」

――視聴者に支持されている理由は何でしょうか?

「番組では色々な事件や騒動を取り上げていますが“どんなことに対しても喋ろう。とにかく喋りで放送を埋めていこう”とスタッフや出演者と話しています。事件や騒動の情報を伝えることはもちろん大事ですが、情報だけでなく、それぞれの意見が正しくても正しくなくても、出演者がどう感じているのかということを言葉にして伝えようと。それが受け入れられているかは分かりませんが、視聴者に面白がっていただいているのかなと思います」

――生放送を通じて、坂上さんの“覚悟”のようなものが伝わってきます

「番組に参加した当初から今も変わらず覚悟のようなものは持っています。あとは僕の性格、気質ですかね。今日も特番の収録に政治家の鈴木宗男さんがいらっしゃいましたが、来ると聞いたら怖いんですよ。いろいろ聞いて許してもらえる線と、ぶん殴られるかもしれない質問の線引きを考えないといけない。しっかりと向き合って話したいと思うことが大切。宗男さんぐらいの方ですと、面白がって相手をしていただける。こちらが遠慮してしまったり、引いてしまったりするのはよくない。そんな人はたくさん会ってきたと思います。こちらから“生意気なことを言ってしまいますが、ごめんなさいね”という気持ちを持ちながら、正面から意見をぶつけると、しっかり返してくれる。討論番組では、意見が別れようがぶつかろうが、しっかりコメントを返してくれる方には感謝しています」

――いま話を聞いてみたい人はいますか?

「貴乃花親方ですね。ソッコーで話を聞きたいですね」

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