染之助さん「芸一筋の人生でした」告別式で秀子夫人があいさつ

[ 2017年12月12日 05:30 ]

海老一染之助さんの葬儀であいさつした秀子夫人(中央)
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 6日に肺炎のため死去した曲芸師の海老一染之助(えびいち・そめのすけ、本名村井正親=むらい・まさちか)さん(享年83)の葬儀・告別式が11日、東京都中野区の東光寺で営まれた。

 落語協会会長の柳亭市馬(56)ら60人が参列。秀子夫人(83)は喪主のあいさつで「芸一筋の人生でした」と振り返り、「今頃、15年前に亡くなった兄の染太郎さんと、向こうで舞台に立っているだろうと信じております」と涙ながらに語った。

 新人時代にお世話になったという松村邦洋(50)も参列。「気さくな方で、新人の僕らにも良くしていただいた。稽古になると目の色が変わる。舞台の上で最高の芸をされていて、教わることばかりだった。寂しくなります」と悼んだ。

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