Kiroro本格再始動 来年1月に13年ぶりアルバム発売!ツアーも

[ 2017年12月7日 05:50 ]

13年ぶりとなるオリジナルアルバム「アイハベル」をリリースすることが決まったKiroro(左から)玉城千春、金城綾乃
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 「長い間」などのヒットで知られる女性デュオ「Kiroro」が、デビュー20周年の来年1月24日に、13年ぶりとなる7枚目のオリジナルアルバム「アイハベル」を発売することが決定した。

 ボーカルの玉城千春(40)とキーボードの金城綾乃(40)がそろって2005年に結婚。ともに3人の子宝に恵まれ、地元の沖縄県で子育てに軸足を置き生活していた。新曲の発表は09年のシングル「みんなあなたを愛してる」以来となる。

 玉城は「勘は鈍るもので、曲作りに集中するということがまず関門でした」と振り返った。金城は「子供が学校に行ってる間、そして寝てからという練習では間に合わず、ピアノを弾いてると“音読するから聞いて!”“プリント丸付けして”。トホホ…と思いながら、でもそれも今の私かなと思い、練習してました」と苦笑いする。

 玉城は音楽への情熱を失いかけたこともあった。01年に喉を痛めた影響が残り、沖縄に戻ったとき「これで終わってもいいかも」と感じた。Kiroroの曲はもちろん、童謡すら歌わなかった。しかし、08年ごろ「やはりこれではいけない」と子供の前でヒット曲「未来へ」を口ずさんだところ、子供たちが泣いた。この体験を機に再びレッスンを受け、14年からはKiroroとして2人でステージに立つようになった。

 「母としては雑かもしれません。音楽家としては中途半端かもしれません。でも今を一生懸命生きる、今しか書けない、今だから書ける内容になった」と玉城。来年5月からは5都市を回るツアーも決定。本格再始動する。

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