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TBSラジオ 野球中継完全撤退、他局重複が理由 65年で幕

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 TBSラジオは29日、プロ野球中継から撤退することを発表した。東京・赤坂で開かれたTBSグループの定例会見で、同ラジオの入江清彦社長が「2017年度をもって終了。18年は中継をしない」と明言した。ペナントレースだけでなく、日本シリーズやクライマックスシリーズに関しても否定。全公式戦からの撤退となる。

 理由について入江社長は「最大で5局が同じゲームを中継している」ことを挙げた。首都圏のラジオ局の野球中継は巨人戦中心の編成。2010年から土日のデーゲームが増え、同局は平日のみのナイター中継となった。その頃から撤退を検討しており「リスナーのことを考えた時にいかがなものかと議論してきた」と明かした。

 今年は平日の火〜金曜にナイターを中継していた。同局は1952年(昭27)に初めて野球中継を行い58年にレギュラー化。音声のみで興奮が伝えられ、イニング間にCMを流せる野球中継はラジオに合ったコンテンツとして長年親しまれてきたが、同局の関係者は「放映権料やばく大な中継のコストがかかることも要因」と話した。

 入江社長は「覚悟を持った決断」と後戻りはないことを強調。今後は新番組を編成し、新たなリスナー獲得を目指す。ニッポン放送、文化放送など他局は中継を続けるとしている。

[ 2017年11月30日 05:30 ]

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