ナイナイ岡村を救った健さんの言葉の贈り物 「命の恩人」秘話明かす

[ 2017年11月28日 08:20 ]

BS朝日「ザ・ドキュメンタリー 高倉健〜孤高の役者が送った手紙と“遺言”〜」で高倉健さんについて語った岡村隆史
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 お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(47)がBS朝日「ザ・ドキュメンタリー 高倉健〜孤高の役者が送った手紙と“遺言”〜」(12月7日後7・00)で、14年に亡くなった俳優・高倉健さん(享年83)との秘話を明かした。

 岡村は00年の日本アカデミー賞授賞式で健さんと初対面。健さんから「いつか一緒にお仕事しましょう」と声を掛けられた。

 岡村は10年に心のバランスを崩して約半年間休養。その期間中に健さんから、「昭和の剣聖」と言われる剣術家・中山博道の言葉を集めた本「中山博道剣道口述集」が送られてきた。

 付箋が貼られたページを開くと、「当たる盛りに自戒せよ」の文字に赤線が引かれていた。岡村は「達人の本なので僕レベルだと理解できない」と話すが、番組関係者によれば「精進すれば何でも思い通りになる良い時代が来るが、そんな時ほど注意深く生きろ」との意味があるという。

 岡村は「苦しい時期だったので、その1ページしか読めなかった。でも、それさえ読めなかったら(療養生活が)もっと長引いていたかも」と振り返った。

 その後、2人は健さんの主演映画「あなたへ」(12年公開)で初共演。岡村は「僕の中では命の恩人だと思うくらい大きな人です」と健さんをしのんだ。

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2017年11月28日のニュース