橋爪遼被告に判決 裁判官「刑事責任軽くない」も執行猶予3年

[ 2017年11月14日 05:41 ]

公判を終え、東京地裁を後にする橋爪遼被告
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 覚せい剤取締法違反(使用)罪に問われた元俳優橋爪遼被告(30)の判決公判が13日、東京地裁で開かれ、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)が言い渡された。

 黒いスーツ、黒いネクタイ姿で入廷し、傍聴席を見渡して一礼。証言台の前に立つと、福嶋一訓裁判官に「橋爪被告人ですか?」と聞かれ、小さな声で「はい」と応じた。判決理由を伝えられると、一瞬何か言おうと口を開いたように見えたが、退廷を命じられたタイミングだったため、無言で再び傍聴席に向かって頭を下げ、法廷を後にした。

 福嶋裁判官は「安易に犯行に及んだ経緯に酌むべき点はなく、強い非難に値する。刑事責任は軽くない」と指摘。反省していることなどを考慮し猶予判決とした。

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2017年11月14日のニュース