万年筆ベストコーディネイト賞2017 田原総一朗氏「言論の自由守る」

[ 2017年11月7日 05:30 ]

「万年筆ベストコーディネート賞2017」各部門受賞の(左から)松本孝美、藤野涼子、田原総一朗氏
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 最も万年筆が似合う著名人に贈られる「第14回 万年筆ベストコーディネイト賞2017」の表彰式が6日、東京都港区の赤坂ガーデンシティで行われた。前年度受賞者選出部門でモデルの松本孝美(52)、ジャーナリストの田原総一朗氏(83)、日本水泳連盟理事で競技委員長を務める平井伯昌氏(54)が受賞。また、若い世代に影響力を持つ人物として、主催のハートラインプロジェクト実行委員会が選出する次世代部門で女優の藤野涼子(17)が表彰された。

 NHK連続テレビ小説「ひよっこ」に兼平豊子役として出演していた藤野はSNS世代。それゆえ「あまり手紙を書いたことがない」と話しながらも、「今年は高校最後の年。先生や友達に万年筆で思いを伝えたい」と喜びを口にした。

 名取裕子から推薦を受けた松本は「自分もよい“お年ごろ”。万年筆が似合うようにならなければいけませんね」と照れ笑い。公私ともに仲がいい名取から「政治、ファッション、料理など全てに精通している。センス良く生きている尊敬すべき後輩」と評されると「万年筆は文字に個性が出るところが大好き」と話していた。

 花總まりから選出された田原氏は、「私も一時パソコンを使っていたけど、今は専ら万年筆」と強調。大学時代に森鴎外に共感、「好きなことを書くことを学んだ」と話すと、「言論の自由は体を張ってでも守らなければ」と“ペンは剣よりも強し”の姿勢を言葉にしていた。

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2017年11月7日のニュース