満足度1位は「コウノドリ」 人気シリーズ、痛快娯楽、学園モノ…秋ドラマはラインナップ充実

[ 2017年10月31日 15:35 ]

TBSドラマ「コウノドリに出演の(左から)坂口健太郎、吉田羊、松岡茉優、綾野剛、大森南朋、星野源
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 23日にスタートした「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」(フジテレビ、毎週午後9時)でようやく全ての秋ドラマが出揃った。今期は面白さがお墨付きの“人気シリーズ”から、勧善懲悪の“痛快作品”、テイストが全く異なる“学園モノ”とラインナップに富んでいる。

 データニュース社(東京)が行なっているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象2400人)によると、初回満足度でトップだったのは「コウノドリ」(TBS、毎週金曜午後10時)で4・05(5段階評価)と高満足度の基準3・7を大きく上回る好スタートを切った。2年前の前作と比較して、主演の綾野剛はもちろん星野源や松岡茉優、坂口健太郎など、その当時からさらに知名度を上げての再登板で、キャストの贅沢感がアップしたことも高数値の要因となった。

 3位もトップと同じく続編「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(テレビ朝日、毎週木曜よる9時)の3・92。第5シリーズを迎えてもなお、衰えない人気を誇っている。また初回満足度2位は「陸王」(TBS、毎週日曜午後9時)の3・98。視聴者は面白いかどうかわからない新作よりも、面白さが保証されている続編ものを初回視聴する傾向にあり、それに対し制作側がうまく応えた形となった。

 続編ではなく原作付きでもない“オリジナル作品”で初回から好調だったの、が綾瀬はるか主演の「奥様は、取り扱い注意」(日本テレビ、毎週水曜午後10時)。満足度は3・72と初回から高満足度をクリアし、その後も3話まで3・67→3・68と高位置をキープしている。

 「一人で闘う主人公の姿がカッコよくて痛快」(53歳女性)、「最後悪いヤツが懲らしめられるのがスッキリして良い」(40歳女性)など、痛快な展開が好評。同じくオリジナル作品で新人女性市議が奮闘する痛快作「民衆の敵」は初回3・49とまだまだ高い数値ではないが、「久々の篠原涼子さんで痛快なドラマ」(57歳女性)、「ドラマのように本音をいってくれる政治家がいたらいいのに」(63歳女性)など、現実と照らし合わせて、こんなことを言ってくれたらいいなと思わせるキャラクターが好評でポジティブな意見も多い。今後の展開次第ではさらに盛り上がっていく可能性を秘めている。

 対照的な“学園モノ”2作品にも注目。ある男子高校生の謎の死にせまるミステリーで井上真央主演の「明日への約束」(フジテレビ、毎週火曜午後9時)は初回3・67と高満足度に迫る堅調な滑り出し。「こういうじっくり見るドラマもよい」(56歳女性)、「奥が深そうな物語で面白かった」(50歳女性)など、明るい作品が多い秋ドラマの中で、じっくり物語の謎を解いていくミステリー作品は貴重だ。

 同じ学園モノだが、財政難の私立高校を立て直すというサクセスストーリー「先に生まれただけの僕」(日本テレビ、毎週土曜午後10時)は初回3・14だったが、こちらは櫻井翔演じる35歳という若い校長先生を主人公に、教師や生徒たちを丁寧に描いていく群像劇なので、これから徐々に作品の面白さが広がっていくのではないか。

 続編ドラマで安心感のあるドラマを楽しむもよし、痛快ドラマで気分を爽快にさせるもよし、趣の異なる学園ドラマをじっくり味わうもよし、今期はラインナップに富んだドラマが多い。秋ドラマは豊作のといえそうだ。

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