「たけしのスポーツ大将」激戦区日8殴り込み、岡村隆史「世界のお祭りとか出たろうか」

[ 2017年10月17日 05:00 ]

テレビ朝日「ビートたけしのスポーツ大将」に出演する(左から)岡村隆史、ビートたけし、矢部浩之(提供:テレビ朝日)
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 27年ぶりにレギュラー放送されるタレントのビートたけし(70)が司会を務めるテレビ朝日のスポーツバラエティー番組「ビートたけしのスポーツ大将」(11月12日スタート、日曜後7・58)の初回収録がこのほど行われ、収録後にたけしのほか、レギュラー出演するお笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(47)と矢部浩之(45)が取材に応じた。

 27年ぶりの復活に、たけしは「つくづく年をとったな」としみじみ。岡村は「僕らにとって『スポーツ大将』は子供のころに見ていた番組なので、その番組に出演する側になるというのが嬉しい」。矢部も「僕ら世代には懐かしい番組。今でこそカールくん、コカールくんが北野暴流闘(ボルト)くんになってはいますが…。暴流闘くんはかなりの機械音がしているんです」と復活を懐かしんだ。

 番組では、2020年東京五輪はもちろん、それ以降の世界の舞台を目指す天才キッズたちが続々登場。種目によっては、たけしやナイナイの2人も参戦し、盛り上げる。天才キッズとの卓球対決を振り返り、たけしは「結構負けず嫌いなところがあるから、どうしても力が入っちゃうんだよな。卓球は昔うまかったんだよ。子供たちに勝つとしたら小遣いやるしかない。頼むから負けてくれって。勝てやしない」と笑った。

 たけしは「俺はこれからは体力がなくなるだけだから、番組が原因で死んだらどうしようかと思っちゃうね」と苦笑。週2回のジムでの水泳で体力作りをしているという岡村は「個人的には番組でゴルフとテニスやってみたい。ゴルフはスペシャルのときにたけしさんとやらせていただいたのですが、その時にちょっとご迷惑をかけたのでリベンジしたい。クラブも全部買い揃えて、さらに買い換えていますから。テニスはプライベートでもやっていたことがあるので。何か1つ極めたいですね」と話した。

 番組が放送される日曜午後8時は日本テレビの高視聴率番組「世界の果てまでイッテQ!」が君臨している。そのほかにも、NHKの大河ドラマなどの激戦区に殴り込みをかける形になるが、たけしは「昔は20%切ると番組の打ち切りの話が出たけど、今は10%超えるとちょうちん行列。エンタテインメントとしてのテレビの位置づけが変わった。そんな大げさなことは期待していないけど、ある程度、コアな客が付いてくれればいい」と意欲。岡村は「最悪、世界のお祭りとか出たろうかな」と同期のお笑い芸人・宮川大輔(45)の「イッテQ!」での看板企画を引き合いにニヤリ。これにはたけしも「『笑点』やろうか、座布団取りゲームっていうのないかな」とノリノリで応じ、笑わせた。

 番組は、1985年4月から90年2月まで放送された大人気スポーツバラエティー。五輪金メダリストのカール・ルイス氏(56)を模した「カール君」などが人気を集めた。15年以降は年に1回の特番で復活して、2020年東京五輪まであと3年となったこの秋に27年ぶりのレギュラー復活。番組では、水泳、ゴルフ、野球、サッカー、卓球など多彩な五輪種目で、東京五輪でメダルを狙う天才キッズを発掘する。天才キッズたちはかつてのレジェンドメダリストや現役アスリートたちと対戦する。

 初回2時間スペシャル(11月12日後6・57)では、たけしとナイナイが天才キッズたちと「卓球対決」を行う。エキシビジョンマッチでは、リオ五輪銅メダリストの水谷隼選手(28)も登場する。

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