坂上忍 芸能界の二世論で持論展開「始まり自体が違う」

[ 2017年10月13日 14:27 ]

坂上忍
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 俳優の坂上忍(50)が13日放送のフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)に生出演。芸能界について二世論について持論を展開した。

 番組では、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、タレントの清水良太郎容疑者(29)が逮捕された事件を特集。良太郎容疑者はものまねタレントの清水アキラ(63)の三男。

 「こういうことになると、また二世がどうのこうってなる」と切り出した坂上は「こういう時に、また二世はやっぱりという風潮はあまり好きじゃなかったけど、わからなくなっちゃって…。こういう二世論っていうのは迷惑被る人が多い」とあきれ顔。元衆議院議員の東国原英夫氏(60)は「政治家もそうですけど、あの人は二世だからってどうしてもフィルターで見てしまう。有名人、準公人として自覚が必要だった」と厳しい言葉をぶつけた。

 良太郎容疑者はテレビ番組でも「二世」と括(くく)られることに反発する発言を多数してきていることもあり、土田晃之(44)も「お前、二世で仕事してるんだよ!って思う。清水良太郎って聞いた時に、アキラさんの顔が出さない人が二世ではなく、自力で仕事しているんだと思う。例えば、宇多田ヒカルさん、辺見えみりちゃん。身内だったら東MAXもそう。この人は清水アキラさんの息子で仕事しているわけだから」と不信感を露にした。

 坂上は「良太郎くんは僕と親父は違うからって、その気持ちを持つことは全然いい。ただ、二世じゃない身からすると、確実にこいつらうらやましいなと思うのが、デビューできちゃうこと。(普通は)デビューできないし、デビューすることが大変。そこを飛び級しておいて、親の力なんて借りてない、僕らは別々です…なんて言われたところで、始まり自体が違う」と力を込めた。これには橋本マナミ(33)も良太郎容疑者が大河ドラマ「功名が辻」でデビューしていることに触れ、「大河ドラマなんてそんな簡単に出られないですもん」とピシャリ。自身も「真田丸」などで大河ドラマへの出演経験があるが、「私は20年ぐらいかかりました」とした。

 坂上は「二世であることに反発する子に対してはどういうことなの?って思っている」とし、「得と損があったら、得のほうは多いに決まってるんだから」と力説した。

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2017年10月13日のニュース