古村比呂 がん再発乗り越え「トットちゃん!」出演 「発見が1ヶ月遅れていたら…」

[ 2017年9月25日 17:17 ]

古村比呂
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 女優の古村比呂(51)が25日、自身のブログを更新。10月2日よりテレビ朝日で放送予定の帯ドラマ劇場「トットちゃん!」(月〜金、後0・30)で、黒柳徹子(84)の祖母役で出演することが決定しているが、今年3月に5年前に発症し手術を受けていた子宮頸がんの再発、抗がん剤・放射線治療を受けて7月下旬には体調も戻り、無事出演に至ったことを明かした。

 古村は10月2日から放送される「トットちゃん」について「私はトットちゃんの祖母役で出演 とても感慨深いものがあります」とつづった。古村は黒柳の母が書いたのエッセイが原作となったNHK朝の連続テレビ小説「ちょっちゃん」(1987年前期)でヒロインとして出演。「どんな時も前向きで 愛に満ちあふれた姿は 女優として女性として母として魅かれ 凹んだ時には 何度も何度も力をもらい 今の私がいます」と明かし、「あれから30年が過ぎ 私はトットちゃんに出演 何かのご縁でしょうか」と、巡り合わせの妙に思いをはせた。

 「トットちゃんに出演するためにも あるがまま〜がんを受け入れ、がんと歩む〜」と目標を掲げ、3月末から抗がん剤・放射線治療を受け、7月下旬には腫瘍マーカーが正常値となり「今はとても元気になりました」とも報告。「私が凹んだとき チョッちゃん、そしてトットちゃんの 前向きさが私を助けてくれました そしてトットちゃんと聞いただけで顔がほころび あったかい気持ちになれたのは 魔法のようでした」とし、「もし再発の発見が1ヶ月遅れていたら ドラマ参加は出来なかったと思うと 言葉にならない思いが込み上げてきます」とした。

 古村は2012年3月13日にがんのため「広汎子宮全摘出手術」を行ったことを同日、自身のブログで報告。その後遺症でリンパ浮腫を発症。3年あまり腫れ上がった左足に苦しみ、8時間に及ぶ手術で無事回復したことを2016年5月27日放送の「爆報!THE フライデー」(金曜後7・00)で公開していた。

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