安室さよならドーム公演計画 東京D筆頭に「5大ツアー」も視野

[ 2017年9月22日 09:05 ]

97年、東京ドーム公演を行った安室奈美恵
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 歌手の安室奈美恵(40)が、来年9月16日に引退することを電撃発表してから一夜明けた21日、活動25年間の集大成としてドーム公演を計画していることが分かった。

 ファンに別れを告げる場として、歌姫はドームのステージを思い描いている。現在、日程調整に入っており、関係者によると、デビュー20周年記念で開催した2012年以来の5大ドーム(東京、札幌、名古屋、大阪、福岡)ツアーも視野に入れている。

 中でも東京ドームは、97年8月に当時19歳10カ月で初めて公演し、ソロ歌手の史上最年少公演記録となっている思い出の場所だけに、開催が確実視される。安室は20周年ツアーが終わった後、周囲に「25周年にドームでやってやめよう」と言って40歳で引退する意思を示していた。

 昨年8月から今年5月までは、1000〜5000人収容のホール会場を回る全国ツアーを計100本も行った。全国各地のファンと近い距離で接した後は一転、3万〜5万人規模の巨大会場で、ど派手なステージを繰り広げるようだ。

 安室は12年、ドームツアー前の9月に故郷の沖縄で予定した野外公演が台風で中止となったが、5年後の今年9月、その「リベンジ」を果たした。最後に「また遊びに来てね。バイバーイ」と観客に呼び掛けていただけに、引退する来年9月16日のデビュー日に再び凱旋公演を行う可能性もある。また、アジア各国での公演も調整されている。

 いずれの公演も、11月8日のベスト盤「Finally」の発売後の開催となるため、ステージで披露する歌も、デビューした92年以降のヒット曲が中心となりそうだ。

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